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セルフ母の日のススメ

息子がまだ幼稚園の年中さんだった頃
夫と息子が、母の日のプレゼントを買ってくれた。

駅前の花屋に行って、当時ひまわり組さんだった息子は、ひまわりの花束を見つけて、コレをママにあげたいと夫に言ったらしいのだが、その花束は4000円だった。

夫は
「高けーな。」
と思い、もう少し手頃な値段のカーネーションの花束を買った。

息子は、ひまわりの花束をあげたかったのに、とぐずって
駅から家までは、子どもの足だと15分以上あったのだが、帰り道をずっと泣きながら歩いてきて
家で待っていた私にも、その泣き声が聞こえる程だった。

玄関で泣きじゃくる息子に、事の顛末を聞いた私は
うんうんありがとうね、ママは何でも嬉しいんだよ、と言って、息子を慰めた。
実際、なんでも嬉しかった。




夜、布団に入って




4000円、高いね。
確かにね。




4000円。



私のこの1年の母としての頑張りは、4000円の価値もないんですかね??



と、モーレツに夫に腹が立ってきた。


我が子が泣きながらあげたいと言ってくれているのに、そんなに拒否しなきゃいけない金額ですかね?

結構子育て中心に生活してて、こんな私の1年に、4000円分のねぎらいの気持ちもないんですか?と。



朝、夫にその旨を伝えると
「すいません。」
と言われました。





で、毎年母の日はやってくるんですけど


コンビニとか、スーパーとかののぼりで「ああ、そろそろかな。」なんて思う気配りのできる男性なんて、この世にいるんですかね。
あれに気づくのって、女性だけなのでは?

そして今年も、早く送らなきゃマズイマズイと、自分は母にプレゼントを贈り

どうせ、うちは誰も今日が何の日か知らないだろう

夕飯を囲む食卓で、7時のニュースのアナウンサーが「今日は母の日ですね!各地の様子です!」なんて高らかに伝えるのを聞いて

「あ…。」

って気まずい時間が流れるのが関の山。



いいんです。
多分そんなもんです、どこも。



かといって、何にもしないと
また夜中になってイライラしちゃうかもしれない。

だから、セルフ母の日はじめました。



1年間、お疲れさま、私。
よく頑張ったね、私。



ミスタードーナツを買いました。
夫2個、息子2個、私4個。


いいよね、だって

母の日なんだから。




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