「夜の途中」にいるあなたへ
うつ病で療養をはじめて
気づいたらもう2年以上たってた
最初のころは
気分の波がけっこうあって
気持ちが追いつかないし
毎日いっぱいいっぱいだった
「いつか治る」って
信じてたんだけど
あるときからちょっと
考え方が変わってきたんだよね
これはもう
“治す”っていうより
“付き合っていく” って感じなのかも
しれないなぁって
そんなときに見つけたのが
韓国ドラマ
『今日もあなたに太陽を
~精神科ナースのダイアリー』
タイトルを見たとき
「雰囲気あったかそう」
「元気出そう」
って思って観てみたんだけど…
途中でやめちゃった
うつ病の描写がリアルすぎたし
自分にグサグサ刺さっちゃって
たぶん
タイミングが悪かっただけだと
思うんだけど
そのときは
最後まで観るのは無理だった
でもね
そのドラマの主演だった
パク・ボヨンさんが
どこかの受賞スピーチで
言ってた言葉が
ずっと心に残ってる
もし、あまりにも暗く長い夜を
過ごしている方がいらっしゃるなら
どうか最後まで耐えて
朝を迎えられますように
「朝は来る」って
言い切るんじゃなくて
「来ますように」って
祈るみたいに言ってくれてて
なんかもうね…そのやさしさに
泣きそうになったの
ほら、励ましの言葉って
しんどいときに聞くと
重たく感じるときあるでしょ
だから、こんなふうに
寄り添う感じで言ってくれると
すごくあたたかい気持ちになるなぁ
って思った
うつ病になってからずっと
「早く治さなきゃ」って焦ってたし
「なんでまだできないの」
って、自分のことを許せなかった
でも
この言葉を聞いたとき
あ、そっか
私は今、“夜の途中”にいるんだ
って思うことができたの
しかも最近は
ほんのり “朝の気配” っぽいのを
感じることもあるんだよね
この言葉が
あのころの私みたいに
まだ“夜の途中”にいる誰かに
届いたらいいなと思って
書いてみました
