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名古屋まで行ったのに、見なくてもいい展示に並ばされ、あやうくひつまぶしだけ食べて帰るとこだった話

6月に、徳川美術館の「時をかける名刀」を見に行きました。が、美術館の残念すぎる運営に、一言言いたい。

刀剣乱舞の審神者(さにわ)になって6年。地方まで遠征するのは初めてでした。「伯仲燦然」だけでなく、後藤くんや包丁くんなど、まだ会ったことのない刀たちに会うことを楽しみにしながら足を運んだのに、──なぜ私は、見たくもない展示の前で、1時間以上も並ばされるハメになったのか。

あやうく、目当てのものを何も見られずに帰る羽目になるところだった。まだ会期はあるから、運営方法を早急に見直すべきです。
※もしかしたら、もう運営方法がより良くなっているかもしれないけれど、そうでないかもしれないので、ここで愚痴らせてください。

  • これだけ大勢の客が来ることはわかっているはずなのになぜそれを迎える体制ができていないのか

  • それができないなら日にち指定ではなく「日時指定」にすべきでしょう

  • 美術館というのは、順路はあっても、自分が好きなように好きな作品を見るものではないのか。

  • 写真を撮りたい人とそうでない人は、列を分けてもいいのではないか、後ろで見られればいいと思っている人もいるのだから、なぜ1列に並んで見させようとするのかわからん。

まず、美術館についたのは11時過ぎ。予約をしているのにも関わらず、入館まで、炎天下の中を15分並ぶ。予約のQRコードをチェックする人が2人しかいないのが原因だと思われる。

そして中に入ると、最初の展示室に入るまで、15分並ぶ。この時点で、30分も並んでいる。だから、最初の展示室にお目当ての刀があるのかと思いきや、ない。

ない!ここじゃないのね!

とりあえず入れたので、1〜5の展示室は適当にに見て進む。すると次のホールでまた長蛇の列。ここでどれだけ並ぶのか。さすがにこれだけ並んだら、次の展示室にお目当ての刀があると思ったら、ない。ここでは20分並んだ。この時点で、50分のロス。

まだ、刀剣乱舞に出てくる刀には、会えていません。

ここでは、「後ろから見てもいいです、並んで順番に見なくてもいいです」とガイドしてくれていたスタッフがいたため、それなら後ろから見ようと、スイスイ歩く。最初からそう言ってくれれば、こんなに並ぶ必要はなかったのではないか。

さすがに次こそ目当ての刀があると思ったら、最後の7〜9展示室の前に、情報ラウンジなるものがあり、その前で長蛇の列が。いや、お昼のお店を予約しているので、さっさと目当てのものを見て帰りたい。そこでスタッフに、「その情報ラウンジは見なくていいので、先に進みたい」というと、並んでいるからダメだと言われる。え。なぜ興味もない場所で並ばなくてはならないのか。13時前にはここを出なくてはならないのでというと、再入場できるからという。

みんなが近所に住んでいるわけではないです。わかってますか、スタッフさん。11時過ぎに着いたのに、12時半になっても目当ての展示室にすら辿り着けないなんて、思いもしませんでした。

しかし、昼の時間もあるので、このままではいつ展示室に辿り着けるかわからず、泣く泣く一旦出る。美術館から昼食場所までタクシーで移動。

ここで15分ほど並んでいたので、合計1時間5分。繰り返しますが、これだけ並んで、メインの展示室にすらに辿り着けない。おかしくないですか。

目当ての展示を見るために、その展示室の前で並ぶならわかります。しかし、自分的には飛ばしてもいい展示の前で延々と並ばされ、通り抜けはダメだという。なぜ全ての展示を見ないといけないのですか。美術館は、自分が好きな展示を見るところではないですか。

再入場のために15時過ぎに戻ってきて、7〜9展示室のところでまた長蛇の列。展示室の前に来た時、なぜか展示の前に「1列」で並んで見ているので、そばにいた係員に、「これは『1列』に並んで見なくてはならないのか、私は写真は取らないから後ろから見てもいいのか」と聞くと、「いいですよ」と答える。

それならば、なぜ最初から、そう案内しない!!後ろから見れれば十分という人、写真を撮らなくてもいい人は私以外にもいたはずで、それならこんなふうに並ばなくてもよかったではないか。

これだけ人気の展示会は、通常、流れを良くするために「立ち止まらないでください」などの誘導があります。そのように誘導しているスタッフは、そのとき一人しかいなかった。他のスタッフは、ただ立って見ているだけ。なんのためにそこにいるのやら。

しかも、ここに長蛇の列ができていて、後ろの方はまだ展示室までどのくらいかかるかわからないのに「物販は16時までに並ばないと買えない」と言っている。後ろの方の人は、物販買えないかも。私は買うつもりがなかったからいいけれど、買いたいと思っていた人はとても残念な気持ちだっただろう。

帰りの新幹線を予約していなかったからよかったようなものの、予約していたら、名古屋まで行って、目当てのものを見られず、ただひつまぶしを食べて帰るということなったかもしれない。

【今回の問題点】

  • 入場システムの問題

  • 順路の強制と案内の不在

  • スタッフ対応の統一性のなさ

  • 人気展示への導線の工夫不足

  • 物販との時間配分の不備

小さい美術館だから、一度にたくさん人が入ると安全上の問題があるのかもしれません。それなら、「日時指定」にして、一度に人が集まらないようにすればいいだけのことではないかと。

国立博物館の企画展もよく行きますが、人気の企画展でもこんな思いをしたことはないし、見なくてもいいと思っている展示の前で並ばされたこともない。あの「国宝展」でもこんなことはありませんでしたよ。今回の展示のような人気企画展こそ、来場者の導線設計やスタッフの連携が欠かせないと感じました。徳川美術館の運営は、他の美術館・博物館の運営方法を学んだほうがいいでしょう。

せっかくこれだけの人が足を運ぶ人気の展示なのだから、「楽しかったな」「また来たいな」と思って帰ってもらった方が良くないですか?

この感想を、要望として徳川美術館の「お問い合わせ」から送りました。返事なはいですけど、美術館を訪れる人がもっとストレスなく見られるようにして欲しいです。

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奈南有花*思考と言葉の編集者 涙が出るほど嬉しいです! チップは活動費、書籍の購入費に使わせていただきます。