第14回メンバーシップ限定記事やっぱりプロレスを届けたい人達
ふと会場を見て思う。
近年の傾向として、プロレスを見る人って女性が増えたなという気がする。
それについて文句もないし、それが悪いとも思わない。
むしろ会場の空気は柔らかくなったし、いろんな楽しみ方が広がっているのは純粋にいいことだと思う。
けれど、自分としては同い年くらいの男のプロレスファンが明らかに少ないよなとも感じる。
一般社会の30代半ばといえば、仕事にも責任が増してくる年齢だと思う。
趣味に費やせる時間は自然と削られていくし、優先順位も変わっていく。
家庭を持てばなおさらで自分のために使える時間というのはどんどん減っていく。
たぶんこれは、ものすごく健全なことだと思う。
誰かのために時間を使うこと。
責任を背負うこと。
それ自体はとてもかっこいいことだし、そういう人たちに支えられて社会は回る。
でも、その一方でふとした瞬間に昔好きだったものから少しずつ離れていく感じは少し寂しいなとも思う。
プロレスに限らず、音楽でも、漫画でも、ゲームでも。
自分にだって好きな音楽や漫画やゲームはたくさんある。
昔は当たり前のように夢中になっていたものが、気づけば時間があればやりたいものに変わっていく。
そして、その時間があればはだいたいにおいて永遠とやってはこない。
自分はありがたいことに、それを仕事にしている側の人間だけど。
それでも同じように、何かを優先することで何かを手放している感覚は確実にある。
だからこそ思う
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