第20回メンバーシップ限定記事スマホのお願い


ごくごく普通の一般的なプロレスラーと呼ばれる人達はだいたいにおいてジムやら道場やらで身体を鍛える。

ごくごく普通の一般的なプロレスラーってなんだよって思いながらも、最適な言葉が思い浮かばないのでスルーでお願いします。

というわけで例に漏れず自分も家から10分ほどのジムに通っている。

とはいえ設備が隣駅のジムの方が格段にいいのでそちらに足を運ぶことは多々ある。

多々あるけど、それはまた別の話で今日は近所のジムについての話だ。

比較的気温が上がってきたのもあり、今年もやってきました。

ジムに普段こない人たちがたくさんやってくるシーズン。

これによってジムが潤って、設備の向上や身体を鍛える人たちが過ごしやすい世の中になっていってくれると自分としてはとても嬉しい。

嬉しいけれど、実際には混み合うジムでマナーがいまいちな人たちが増えたりする。

ただ、これも難しい話である。

最初からマナーが完璧な人なんて、もしかしたらほとんど存在しないのかもしれない。

自分だって最初は器具の名前もよくわからなかったし、これ終わったあと拭くんだっけ?みたいな顔をしていた気がする。

なので、初心者が増えること自体は悪いことじゃない。

むしろ、ジムに行こうと思う時点でかなり偉いのだ。

普通に生きていると、仕事終わりにわざわざ疲れる場所へ向かおうなんて発想にはなかなかならないはずだと思う。

しかも、ジムという空間は意外と独特だ。

バーベルをカチャカチャ持ち上げる音。

無言で鏡を見てカッコつけてる人。

ずっと同じ場所でストレッチしている人。

ものすごい色のドリンクを飲んでいる人。

そして、なぜかみんな少し怒っているように見える。

はじめて来た人からしたら、かなり異世界なのかもしれない。

なので多少キョロキョロしてしまうのもしかたがない。

けれど、ひとつだけどうしても気になることがある。

ベンチにずっと座ってスマホを見ている人である。

あれは不思議だ。

もちろんセット間に休憩するのは大事だし、なんなら筋トレは休憩込みのものでもある。

ずっと動き続ければいいというものではない。

けれど、明らかに筋肉ではなくSNSのタイムラインを必要以上に追い込んでいる人がいる。

もはや、親指だけ異常に発達するんじゃないかと思うレベルでスマホを触っている。

しかも、そういう時に限ってちょうど使いたい器具だったりする。

だからこちらも微妙な顔になる。

さぁやろうと思ってジムに行って、空くのを待つ。

ここぞって言う時にモヤモヤする。

タイミングが噛み合わないのはある意味人生の縮図みたいでもある。

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