上野真面目さと馬鹿馬鹿しさのプロレス(試合ふりかえり)
7月の上野連戦が終わった。
この大日本プロレスの上野大会には様々なドラマや思い出がある。
比較的押さえやすい会場としてリーグ戦行ったりもするし、音楽との親和性の高さから音楽とプロレスの聖地だと呼ばれていたりもする。
自分はそんな音楽とプロレスの聖地だと呼ばれている上野大会のプロレスが好きだったりもする。
誤解されるかもしれないけど、上野大会の馬鹿馬鹿しさというのがいいのだ。
突然カラオケが行われたり、試合に入ってなかった意味不明の選手が突然登場したり、野球というもの(これは野球であって野球ではないと思いたい)が行われたりする。
さすがに毎回はウンザリするかもだけど、上野らしさってそういうものかもしれない。
ウンザリするくらい馬鹿馬鹿しいことを本気でするのが上野大会。
でも、その「本気」という部分が大事なのだと思う。
中途半端にふざけるのではない。
全員が「これはくだらないな」と分かっていながら、そのくだらなさを成立させるために全力を尽くす。
カラオケも、野球も、突然現れる意味不明の選手も、誰か一人でも恥じらいがそこにあれば成立しない。
全員が真剣だからこそ、あそこまで馬鹿馬鹿しくなれるんだとも思う。
プロレスというものは不思議だ。
リング上で強い男を決める試合をした翌日に、リングの上で野球を始めても誰も止めない。
真剣勝負だけがプロレスではない。
人を笑わせることも、呆れさせることも、会場全体を「なんだこれ」と同じ気持ちにさせることも、全部ひっくるめてプロレスなのだとも思う。
馬鹿馬鹿しいことを愛している人たちが集まって、その馬鹿馬鹿しさを誰よりも真面目に作る。
それが大日本プロレスの上野大会。
もちろん毎週だったら「今日は普通に試合したい」と思う。
でも年に何度かだからこそ、このお祭り騒ぎが恋しくなる時もある。
リングの上で真面目に馬鹿をやる。
度が過ぎていると思う時も多々あるけどね。
そんな上野大会が行われる台東区で生まれたのが関茂だ。
今日は上野で行われた、関茂とイサミさんのシングルマッチを見て思うところがあったのでそのシングルマッチと、自分とTTTという団体の神崎選手のシングルマッチをふりかえろうと思う。
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