「机の上に何も置かない」で驚くほど仕事が変わる
机は「あなた自身」の鏡です
あなたの職員室の机の上には、今、何が乗っているでしょうか?
指導書、教材、プリントの山、ペン類、読みかけの本…。
忙しい日々の中で、「とりあえず置いておく」が積み重なり、いつのまにか机の上が物置のようになっていませんか?
しかし、ちょっと想像してみてください。
何も物が置かれていない、そんな机の先生がいたら…
あなたはどんな印象を持ちますか?
「この人、きっとできる人だな」
「仕事が早そう」
「なんだか安心感がある」
そう思うのではないでしょうか。
周りからの見る目が、はっきりと変わる
机の上がスッキリしていると、それだけで周囲からの印象はガラッと変わります。
先輩教師や管理職からも、「この先生、きちんとしているな」と思われるようになります。
私も12年ほど前から、机の上には何も置いていません。
近藤麻理恵さんの著書『人生がときめく片づけの魔法』(サンマーク出版)を読んだことがきっかけです。
職員室の机の上にあるのは、緑のデスクマットだけ。
そのデスクマットには、1枚のプリントも写真もはさんでいないので、まるで空き机のように見えます。
だから、先生方が職員室で作業するときには、私の机をおおいに利用しています(笑)。
必要なものはどうしているのかと言えば、引き出しの中に仕切りをつくって、最小限のものだけを入れるようにしているのです。


校務用のノートパソコンは、帰るときには真ん中の引き出しに入れています。
勤務中は、職員室に戻るたびに、誰かが置いたプリントがありますが、他に物がないので、すぐに処理できます。
机の上に何もないと、「物を整える」ことも不要になります。
いらないものは捨てる、だけだからです。
だから実は、「机の上には何も置かない」のが一番楽だとわかったのです。
子どもたちへの最高の見本になる
教師は、子どもにとって身近なロールモデルです。
教師の姿を見て、子どもたちは「大人ってこういうふうに仕事をするんだ」と感じ取ります。
教室にあるあなたの机が、整っていれば、子どもたちも自然と「整理整とんって大事なんだな」と学んでいきます。
何も言わなくても、教師の背中が語ることになるのです。
教室の整とん指導に説得力を持たせたいなら、まずは自分の机から。
教師の机がスッキリしていることこそが、最高の「しつけ」になるのです。
今日からできる「片づけ習慣」の3つのコツ
では、どうすれば机の上をスッキリ保てるのか。
ポイントは以下の3つです。
①机の上には「今使うもの」だけを出す
②引き出しに物を入れるための仕切りを自作する
③退勤前に、机の上に物が何もない状態に戻す
この3つを行うだけで、あなたの机はいつでもスッキリ。
周囲からの評価も、子どもへの影響も、そしてあなた自身の仕事効率も、すべてが変わりはじめます。
やろうと思えば誰でもできる
「机の上には何も置かない」
この小さな習慣が、教師としてのあなたに大きな自信と信頼をもたらしてくれます。
若い教師のあなたこそ、すぐにでもこの習慣を取り入れてみてください。
見える世界も、働き方も、きっと変わっていきますよ。
