おはようの風に乗って 160
おはようの風に乗って
― 懐かしのあの頃 ―(1週間のご案内)
この1週間は、
少しだけ時間を巻き戻して、
1985年から1990年ごろの「懐かしのあの頃」を歩いてみました。
ウォークマンと一緒に通勤した朝。
テレカを握りしめて、母に「大丈夫」と言った夜。
深夜ラジオに、そっと耳を澄ませた布団の中。
明星や平凡をめくりながら、胸をキュンとさせた10代。
流行を必死に追いかけたファッション。
憧れだけは一人前だった、聖子ちゃんカット。
そして、大人になりたくて背伸びしたウィンナーコーヒー。
どれも特別な出来事ではないけれど、
確かに、あの頃の私を支えてくれた時間たちです。
ウィンナーコーヒーと私
ウィンナーコーヒーが流行ってた頃、
喫茶店で、ちょっと背伸びして注文した。
出てきたカップを見て、
思わずキョロキョロ。
……あれ?
ウィンナー、あらへん。
どこ?
ウィンナー?
でもな、
お店の人にも聞かれへん。
コーヒーの上には、
ふわっと生クリーム。
「これがウィンナーなんやろか…」
そう思い込んで、
慌てて飲んだら、
やけどした。
あそこの喫茶店、
ウィンナー出すの、
忘れてるでー。
……もう時効かいな。
今朝、風に吹かれながら、
そんなことを思い出して、
ちょっと笑う。
あの頃の私は、
大人になりたくて、
よう頑張ってたんやなぁ。

あとがき
笑ったり、照れたり、
ちょっと切なくなったりしながら、
最後は「今日もいこか」と思える朝になりますように。
おはようの風に乗って、
今週も、ありがとうございました🍃
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