ピクニックに行こう!
シロクマ文芸部の企画参加作品
まえがき
晴れた日には、外へ出たくなる。
お弁当を持って、のんびりピクニック。
そう思っただけなのに、
朝から小さな事件が次々と起こることもある。
そんな、ある晴れた日の朝の出来事。
ピクニックに行こう
晴れた日に、お弁当を持ってピクニックに行こう。
そう思い、今朝は4時に起きた。
あたりはまだ暗い。
飼い猫だけは、朝早くからテンションが高い。
早く例のものをくれないかと、
じっとこちらを見ている。
そうは、問屋がおろさねぇ……。
いや、待て。
どこの問屋が、早朝から開いてるんや。
いかんいかん。
お弁当を作るのが先だ。
定番の卵焼きは外せない。
そして塩サバ。これがあれば、おかずは少なくて済む。
あとはウィンナーのたこ。
これがあると、弁当を開けるのが楽しみになる。
なかなか、うまく“たこ”にならないのが欠点だが。
そして、昨日の残りのきんぴらごぼう。
完璧だ。
さぁ、弁当箱に詰めよう。
……あ。
ご飯のスイッチ、入ってない。
もしや、犯人は、あいつか……。
いやいや、まさか。
あー、間に合うかな。
朝日の写真を撮りたいのに。
そして浜辺でお弁当を広げて、
のんびり食べる算段だったのに。
いいや、まだ諦めないぞ。
今日は確か、降水確率10%。
お天気もいいはずだ。
……ん?
なんか、雨の音がする。
いやいや、そんなはずはない。
そこまでの魔力はないだろう……。
私のピクニック。
まさかの――。

あとがき
計画通りにいかない朝ほど、
あとで思い出すと、少し笑えるものです。
晴れた日に行くはずだったピクニック。
さて、この後どうなったのか。
それは、また別のお話。
シロクマ文芸部のお題に書かせて頂きました。
お題をありがとうございます。
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければ応援お願いします😊これからも続けていく”未来の種”になります。よろしくお願いします。(❁´◡`❁)