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毎週ショートショートnote 「最低二万里」

🟧 まえがき
✨「最低2万里」──なんて遠い旅だろうと思いながら、
気づけば主人公と一緒に歩いている。
言葉にしたら410字。
だけど、描かれた距離と人生は、それ以上の広がりを感じます。
今週のお題に挑戦してみました。
小さな旅の物語、よかったらご一読ください。

🔧本文:「聖なる場所へ」
片桐みかん

もうどれくらい歩いただろうか。
季節は冬から春、やがて夏になる。
赤道あたりと思うが、まだ「聖なる場所」とやらには到達していない。
ヒントは「最低二万里」。地球を2周分らしい。
貯金も底をつき、進むより仕事探しが急務になってきた。
ひなびた街だが、働き口はありそうだ。
貼り紙には「住み込みの方募集・最低1ヶ月」と書いてある。
スマホで翻訳し、小さくガッツポーズ。
中は小さなスーパー。24時間営業らしい。
住み込みの人が交代で回しているようだ。
店長らしき人に英語で話しかけると、すぐに採用された。
渡りに舟とはこのことだ。
部屋に案内され、荷物を置き、さっそく仕事開始。
ざっくり説明を受け、俺は働くことになった。
ほとんど休みなく働き、1ヶ月が経った。
もらった給金を握りしめ、
また最低二万里の旅が、続く。
(410字)

毎週ショートショートnote「最低二万里」のお題に
書かせて頂きました。
お題をありがとうございます。

🟩 あとがき
最初は何を書こうか迷いましたが、「人生の旅」「異国での仕事」「再び歩き出すこと」──そんな風にイメージがつながっていきました。
あと何万里あるか分からないけれど、今日も一歩ずつ。
読んでくださって、ありがとうございます。


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