アイザック・ディネーセン「私は希望もなく、絶望もなく、毎日ちょっとずつ書きます」
執筆を仕事にする人が必ずと言っていいほどぶち当たる壁。
「ライターズ・ブロック」
これは何も思いつかなくなって書けなくなることを指す言葉なんですが、実際に私も経験したんです。
でもこれは執筆者にとっては笑い事ではなくてマジでやばいんです。
ある日、私はいつものように広告のコピーを書こうとしていました。
慣れ親しんだ案件の新しいコピーだったのであまり下調べはしていません。
下調べをしなくたって書けるとたかをくくってしまったんですね。
本当にプロ失格なんですが、言い訳をさせていただくとその日は体調もあまり優れず、なんとなーく頭がぼんやりしていたわけです。
そんな時は書き慣れた案件に限ります。
本気でそう思っていたんです。
そしていざ、パソコンを開き、執筆用のアプリを開きます(ただのスプシですが)
その時あの「ライターズブロック」が発動してしまったんです。
あれは例えると、ド忘れに近い感覚です。
「あれ?今何しようとしたんだっけ...」ってなるアレです。
ウソだろう。まさかアルツハイマーなんじゃ...とかなりゾッとしたんですよね。
あまりにも不安になってしまったので先輩ライターに相談に行ったんです。
あまり話さないけどライター歴が1番長い先輩をわざわざランチに誘ってみたんです。
(かなり不審に思ったようでした)
そこで先輩に言われたのが
「ライターズブロックじゃない?」という言葉。
ライターズブロック??
突然書けなくなる現象ということをその場でググって知りました。
どうやって克服するのかもしっかり確認してみました。
その答えは
「リフレッシュする」だそうです。
でも「期日は近いしリフレッシュしてる暇ないんですよ」と切実に伝えました。
そしたら他の解決策も教えてくれました。
・もう一度下調べをちゃんとする
・過去の作品を見直す
・類似の別案件から着想を得る
でした。
個人的には過去の作品を見直すというのは良かったです。
そしてなんとか原稿を書き上げてぼんやりしながら、
ふと、偉大なる先人の小説家たちはどのようにして
ライターズブロックを克服していたのか知りたくなり調べていたら
村上春樹さんの本の紹介ページを見つけたんです。
村上春樹「職業としての小説家」より
アイザックディネーセン
「私は希望もなく、絶望もなく、毎日ちょっとずつ書きます」
さすがプロ!
と、感心し私も見習う事に。
下調べもせず、慣れてるからと言って書こうとすれば書けないこともあるんだと肝に銘じました。
「猿も木から落ちる」
ということわざの通り、
「ライターも書けなくなる時がある」
ということです。
なんにせよ、プロとして雇われている以上はしっかりと継続的に成果を出さなければならない。
そのためには感情に左右されず、
いや
希望も絶望もなく書き続けることが大切なんだと気づきました。
長い人生。
仕事をしていくのであれば、
「続ける努力よりも、続く工夫」
が大切なのかも知れません。
走り書きで恐縮ですが、引き続き執筆を頑張りたいと思います。
