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aonoshu
ギャルと権力
交通事故にあった時、この世がいかに馬鹿げているかを知った。
当時ギャルな高校生だった私は、ルーズソックスにミニスカート、白に近い金髪でドン・キホーテに向かっていた。
平日の昼間、本来なら学校があるはずの時間だったが、「ご飯食べようよ」と友人に呼ばれてやっと布団から出て来れたのだった。
ペダルを1番下まで下げた自転車を、駐輪場に停めようと駐車場内を走っていた時のこと。
突然、停車中の車のドアが大きく開き、そこに私は激突した。あまりにも唐突に現れた壁に、ブレーキも間に合わず、車の内側ガラスに頭から突っ込んだ形になる。
自転車から放り出され、アスファルトにあちこちを擦り付けて目を白黒させていると、運転席から恰幅の良い女性がズン、と足を出した。
「ちょっとアンタ!!!!何してんのよ!!」
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