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三花精図鑑 No.3

ロティ / Lotty
蓮の妖精 — fairy of lotus

りぼんぼんのメモ

三花精の三女。
レリィ、ヴィオに続き、三花精として最後に姿を見せてくれた妖精。
三花精の世界では四人目に現れた妖精でもある。

蓮という花の印象は、最初は彼岸花やすみれほどそこまで強い思い入れがある花ではありませんでした。

寺社仏閣を巡るのが好きな私が夏の時期にたまに見かけるといった花で、夏なんだなと再認識させてくれる季節の花でした。

特別な花として意識するようになったのは、タイに赴任してからです。
だいぶ前の記事に書かせていただいたのですが、2023年12月にタイ王国の支社長として拝命を受け、初海外で慣れない気候や言語、文化の中にこの身ひとつだけで出向しました。

伝わらない、話せない。
いきなり会社のトップとして出来ること出来ないことを手探りでストレスも相当なものだったと思います。

そんな中、懇意にしていた従業員が寺院巡りに誘ってくださったのです。
タイ王国の寺院はキラキラと装飾が強く、日本とは雰囲気が全然違っていたのですが、ふと池を見ると蓮が咲いていたのです。

日本を離れた場所で、寺院に咲く蓮を見た時、
「ああ、日本以外でも同じ花が咲いているんだ」
と感じたことを覚えています。

異国の空の下で見た蓮は、遠い場所にいても自分の中の何かと繋がっているような花でした。
日本から出ていても私は日本人なんだと。
(実際はハーフですが、日本でしか過ごしたことがないため日本人と表記させてください)

退任の日、タイの友人からシルバーの蓮の花のピンを贈られました。
その蓮の花のピンは、友人の名前の由来であり、またタイではとても神聖な花であること。
大切な人に贈るものであることを知りました。

その後、蓮が自分の誕生花だと知り、不思議な縁を感じました。

ロティは、花を選んで作ったというより、遠い国で再会した花が、静かに姿を持ってくれた妖精なのかもしれません。


基本情報

* 図鑑番号:No.3
* 名前:ロティ
* 英名:Lotty
* 肩書き:蓮の清らかさ
* 英語肩書き:fairy of lotus
* 所属:三花精
* モチーフ:蓮
* 象徴色:ピンク
* 瞳の色:紫寄りのメタリックシルバー
* 髪の色:ピンク
* 羽の色:ピンク
* 羽の枚数:6枚(左右3対)
* 関連する象徴:清らかさ、水面、夜明け、静謐、再会、祈り、遠い国との繋がり


立ち絵の変化

初期のロティ



ロティのデータ

三花精の三女。
桃色の髪と、紫の気配を含んだメタリックシルバーの瞳を持つ、蓮を象徴する妖精。

清らかさを司る存在でありながら、ただ無垢なだけではなく、遠い場所や長い時間を静かに受け止めるような空気をまとっている。

水辺、朝、静かな光の側でひっそりと佇む。


モチーフを選んだ理由

蓮は、泥の中から茎を伸ばし、美しい花を咲かせる。

汚れから離れている花ではなく、濁りを否定せず、その中から清らかに咲く花である。

その姿が、ロティの清らかさと深く重なっている。

また、蓮は日本だけでなくタイでも大切にされている花であり、寺院や祈りの場とも深く結びついている。

私にとっては、自分自身の誕生花であり、異国で再会した花でもある。

そのためロティは、三花精の中でも「自分へ帰る」ような意味を持つ妖精になった。


名前の由来

Lotty は Lotus(蓮)を由来としている。

やわらかく、丸みのある響きを残しながら、蓮の清らかさと可憐さを表す名前として名付けられた。


姿の特徴

【髪】
桃色の髪。
蓮の花びらを思わせる、やわらかく淡い色合いで少しふわふわしている。

【瞳】
紫寄りのメタリックシルバー。
単純な銀ではなく、ほんのり紫の気配を含んだ金属的な銀色。

【羽】
左右3対、合計6枚。
蓮の花びらのような繊細なカットを持つ。
透過性と反射性を併せ持つ。

【装身具】
幾重にも重なる蓮の花びらを意匠化した首飾り。

ロティの妖精の泪



まとっている空気

ロティの周囲には、静かな水の気配が流れている。

夜明け前の湖沼。
蓮の葉に残る朝露。
水面に映る空。
風の少ない朝。
寺院の静けさ。
遠い国で見た花の記憶。

賑やかさよりも、心がすっと澄んでいくような空気をまとっている。


性格とふるまい

三花精の中では、最も清らかで穏やかな印象を持つ。

感情を強く外へ出すよりも、静かに受け止めることが多い。

ただし、何も感じていないわけではない。
水面が空を映すように、周囲の気配や感情を静かに映し取っている。


好きそうな場所

* 蓮の咲く湖沼
* 朝の水辺
* 静かな寺院
* 水面が空を映す場所
* 夜明けの湿った草地
* 遠い国の庭園


三花精世界での役割

ロティは三花精の「清らかさ」を担う存在である。

汚れを知らない清らかさではなく、
濁りや痛みを見たうえで、それでも静かに咲く清らかさ。

ヴィオの慈愛、レリィの情熱を受け止め、三花精の関係に静かな水面のような落ち着きを与える存在。


他の妖精との関係性

ヴィオ
慈愛を象徴する姉。
ロティとは静かな時間を共有することが多い。

レリィ
情熱を象徴する姉。
感情豊かなレリィを、ロティは穏やかに受け止める。

ルメル
こもれびの妖精。
水辺に差し込む光のように、ロティの静けさへ柔らかな明るさを添える存在。


象徴するもの

* 蓮
* 清らかさ
* 水面
* 夜明け
* 静謐
* 祈り
* 再会
* 遠い国との繋がり
* 自分へ帰る感覚


代表作

ウェディングドレス姿の一枚


誕生花 シダでのシーン


誕生花 アンズでのシーン


誕生花 ハナミズキでのシーン


誕生花 アカツメクサでのシーン


朝の日差しと湖沼のハス達


魔法使いのロティ 三歌星の姿


ロティ 三華聖の姿


夏という季節に何を見るのか


制作メモ

ロティは三花精の中で、最後に姿を整えた妖精である。

レリィが原点、ヴィオが入口だとすれば、ロティは三花精の関係性を静かに完成させる存在である。

生成時は、ただ可愛くするよりも、静かな水辺の空気や、夜明けの清らかさを大切にする。

瞳の色は単純な銀ではなく、紫の気配を含んだメタリックシルバーを基準とする。
青く寄りすぎるとロティらしさが薄れやすい。

「静かに澄んでいること」が最大の特徴。


小さな紹介文

蓮の花は、濁りを知らない場所で咲くのではない。

泥の中から伸び、
水面を越えて、
静かに花を開く。

ロティもまた、そんな存在である。

遠い国で見た花の記憶。
自分自身へ戻ってくるような静けさ。
朝の水面に映る、柔らかな空。

今日もどこかで、
蓮の花を見つめながら、
静かに微笑んでいる。

清らかな夜明け

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