恩師の教えに背いた「創作大賞」完結しました

夏目漱石が著書「こころ」の中で、「愛している」を
ーー月が綺麗ですね
と表現した事は、あまりにも有名だから、皆さんご存知だと思う。その返事として二葉亭四迷は
ーー死んでもいいわ
と言う模範解答を残した。
私に
「貴女は書く側の人になりなさい」
と指導してくださった中学校の恩師は
ーー美しいを美しいと書いては、いけません
と、何度も私に教えた。
ーーどうしても表現する言葉が見つからなかった時だけです。それでも、どのように美しいのかを書き加えなさい
時は過ぎ、時代は昭和から平成になり令和になった。
今回、私は「創作大賞」への作品を書くにあたって、恩師の教えをことこどく破っている。
ーー美しいを、可愛いを、怖いを、そのまま書いたのでは小説ではありません
分かっている。
私の表現力の未熟さが、あの日、先生が口を酸っぱくして教えてくださった教えに未だに届いていないことを(泣)(でも先生、無理だよ〜。先生が例にあげた方々って文豪だもん 苦笑)
私の文章は、まわりくどい。
それは、例えミステリー部門への応募であっても「情景描写」を大切にしたいから、変わらなかった。
ーー情景描写がない物語、それは小説ではありません。ただの「あらすじ」です
これだけは、例え「古い」と言われても守っていきたい恩師の教えなんだ。
でも先生、まだまだだね(泣)
ごめんね、不出来な生徒で(泣)
もう少し、もう少しだけ頑張ってみるね。
恩師が生きていてくれるうちに、自慢出来る物を書きたいのだけれど。
やっと、なんとか完成しました。
その間に目を悪くしたり、ダブルワークが忙しかったりで大変でした(泣)
宣伝はしないつもりだったんだけど、完結したから、もういいかな?って(最初から豆腐のような決心だったくせに 笑)
沢山のコメントと推薦レビューを頂きましたm(__)m
本当にありがとうございますm(__)m
それは、また後々、酔っていない時に、お礼かたがた、ご紹介させてくださいね。

それでも
人は明日を生きる
