「私が文章を書く上で、気をつけていること」自分への戒め

日本語が乱れていると言われて久しい。
私も会話やエッセイ、つぶやき等では流行語も使うし(古いけど笑)乱れまくっている(笑)
この注意事項は、あくまでも美しい文章、小説を書く上で私が気を付けている事だ。尚、同じ創作でも詩、俳句等はこの限りではない。
①丁寧語、謙譲語、尊敬語を正しく使う
ビジネス文、小説(会話を除く)を書く上で、最も気をつけたい日本語の使い方である。
丁寧にすればいいと言うものでもない。私がよく間違えるのは丁寧にするあまり二重敬語になってしまうところだ。
例えば
〇〇させて頂く
これは間違い。謙譲語+謙譲語になっている。
分かり易く言うと
おっしゃられる❌️→おっしゃる⭕️
小説を書く上での基本中の基本だから、気をつけたいと思う(コメント欄で多用しちゃってるかも。許してね笑)
②体言止めの多用はしない
体言止めとは、文末を名詞で終わる表現技法(←これが体言止め)
その「名詞」を強調したり、文章にリズム感を付けるために用いられる。
詩や俳句等では多用されているが、ビジネス文では使用しない。小説では一段落に一回か一章に一回が限界とされる。
何故か。
体言止めを多用すると読者が時制が分からなくなる。過去なのか現在なのか未来なのか。
noteで検索しても、体言止めに関する批判はとても多い。
歩行者bさんが言うところの「打って、休んで⋯」が「打って、打って」になってしまうから、何を強調したいのか分からなくなってしまう。
また古いAIを使用している人に多い文章なので、AIのカスタマイズをお薦めする。
③情景が目に浮かぶような表現をする
幾度となく書いてきたが、情景がない文章は小説ではなく、あらすじだ。これも小説を書く上での基本的な事だ。
ただ、あまりにそこに拘ると展開がもたもたしてしまって先に進まない。これが私の悪い点で、もっと書き込んでいかなくちゃと思っている。
④直接的な表現を多用しない
中学時代の恩師に教わった事を今も守り続けて書いている。
「美しいを美しいと書いてはいけません」
中学生の私は先生が何をおっしゃっているのか分からなかった。
「美しさを表現したければ、どのように美しいのかを書きなさい」
今なら少し分かる気がする。
例えば、夏目漱石が英語の「I love you」を
「月が綺麗ですね」と訳した事は、noteを書いている人なら誰でもご存知だと思う。では、それに何と答えたら美しい文章になるだろうか。
「私の方が月がもっと美しく見えます」
古めかしくても、こんな奥ゆかしい日本語の表現方法が好きでならない。
比喩を上手に使いたいと思っている。
【おまけ】経験を盛り込む
これは昨夜、お客様に言われた事で美しい文章を書くための教訓ではない。
彼は西村寿行が好きなのだそうだが、現在の書店には殆ど置いていないと嘆いていた。
私の拙い小説の愛読者でもある(tales投稿作品は全て読んでくれている)
彼が言うには
「あのさ、sanngoちゃん、もっと濡れ場もきちんと書きなよ」
「え?官能小説になっちゃうじゃん」
「違うんだな〜。恋愛ってさ、綺麗事だけじゃないじゃん?」
「それはそうだけど」
「俺、必要だと思うんだよね、今の文学界にもさ」
実は私は西村寿行は読んだ事がない。父の蔵書には山程あったのに、引っ越しの時にBOOKOFFに二束三文で売ってしまった(苦笑)だから西村寿行が、どんな「濡れ場」(死語に間違いないと思う)を書いていたのかは知らないが、彼に
「今に文章だけでドキドキさせてよ」
と言われた。
言葉だけでドキドキさせる⋯今に書けたらいいな〜。今朝の私はそんな気分の中に居る。

