大人も対話するいきもの
新しい年度になって、早2ヶ月。
新しい日常に慣れてきたかな、
ちょっと一息入れたくなってきたかな、という頃ですね。
産の森の子どもたちは
相変わらず元気にマイペースに過ごしていますが
ところどころでキラッと成長が見られて
まぶしい!
と勝手に内心盛り上がったりしています。

カラスやサルとシェア。
さて、ここ数か月は
様々なご縁があって大人の方と
対話する機会が多くありました。
視察に来られた方、
議員さん、
糸島市内で子どもに関わる仕事をされている方、
フリースクールの運営者、など。
似たような悩みを抱えていたり、
自分のスタンスを改めて考えさせられたり、
現実的に参考になることを教えてもらえたり。
聞きたいことも話したいこともたくさんあり、
有意義で濃い時間でした。

百聞は一見に如かず、現場に来ていただけると話が早いこともある。
(美術、お花のちぎりえより。産の森周辺の野花。)
また、先日はNPO法人としての「社員総会」がありました。
NPO法で定められた「社員」とは、
一般的な企業などの社員とは違い、
総会での議決権を持つ、法人の構成員です。
社員が10名以上いることはNPO法人設立条件の一つです。
年に一度総会を開き、
前年度の決算、活動報告、今年度の活動計画等を審議し、
承認をします。
産の森の社員さんは、
日頃産の森に関わっているメンバーが約半分、
普段は全く別のお仕事をされているけれども
産の森の活動にご理解いただけているというメンバーが半分。
1年間というまとまりで、
また、すべての活動を並べてみることで
運営スタッフにとっても日頃を整理する機会になりました。
社員さんそれぞれの専門性や経験から
アドバイスやご意見をいただけるのも
産の森の社員総会の楽しみ。
新しい情報や視点に、
わくわく!やってみたい!やれそう!?と
話が広がり、また新たな動きが生まれそうです。

そして先日は、縁あって
糸島で20年も続く、男女共同参画団体の総会で
産の森のお話をさせていただきました。

70代以上の方が多く、大先輩たちに少し緊張。
地元で長く生活されてきた方々にこそ、
子どもたちをそのまま受け入れ認める
地域づくりの必要性と
子どもや今ある地域資源を軸にした
まちづくりの可能性を
お伝えしたい、一緒に話したい、と願ってお話しました。
お話の後、
「不登校のことは全然知らなかった」
「フリースクールって他にもあるんですか」
「実は知り合いも…」
「子どもにとって大事なのは…」
「見に行ってみたい」
「自分も何かできることがあれば」
などなど、たくさんのお言葉が返ってきました。
そこから始まる会話、対話。
新しいことに関心を持ち、
肯定的に受け止め、
自分の考えをお話される姿はさすがでしたし、
こうやって多世代で
子どもの育ちについて、
自分たちができることについて
語り合えるのは、とても大事!だと実感しました。

産の森は、日々の学びの中で
対話することを大切にしています。
自分の考えを改めて言葉にすることで
自分に気づくこともありますし、
人と話すことで
新しい視点を得ることもできる。
自分や向き合っている課題を
深める、理解する、納得する、広げる、
そのプロセスとして、
対話があります。
学びだけでなく
くらしやあそびの中でも
(この3つは切り分けられるものではありませんが)
自然と対話するようになっています。

人と話して成長するのは
大人も同じなのかもしれない、と思った5月。
これからもどんどん大人が対話して
子どもたちを支えるいいまちになっていくといいなと
目論んでいます。
これを読んでくださっている皆さんも
ぜひ、対話、しましょう。
(大松くみこ)
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