【みおとあおい】第七章:クレタ人のパラドックス編
【みおとあおい】第七章:クレタ人のパラドックス編

みお
「ねえ、あおい。今日、国語の先生が、『クレタ人はみんな嘘つきである。』とか訳が分からない事を言っていたけど、あおいは理解できた?
私、全然分からなかったし、それに関して作文を書いてこいという無茶ぶりしたでしょ?あおいは、分かった?」
あおい
「うん、それは有名な『自己言及のパラドックス』だね。
『クレタ人のパラドックス』とも言われる哲学上の難問で、これは2000年以上前から哲学者たちを悩ましている難問で、未だに解けた人間はいない。」
みお
「へぇ。哲学者って、暇人なのね。私は、今期の覇権アニメは、何かとか、来期のアニメの予想で忙しいんだけど。」
あおい
「・・・。いや、つまり、こういう事なんだ。
あるクレタ人が『クレタ人はみんな嘘吐きだ。』と言った。
では、そのクレタ人が正直者であったと仮定したら、『クレタ人はみんな嘘吐きだ』は、本当の事だとなる。そうなると、そのクレタ人は、嘘吐きだという事になる。
でも、そのクレタ人が正直者だという事と矛盾するという結論になるんだ。
では、そのクレタ人が嘘つきだと仮定したら、『クレタ人はみんな嘘吐きだ。』は、嘘という事になり、『クレタ人はみんな正直者だ。』という事になり、そのクレタ人が嘘吐きだという事と矛盾するという結論になるんだ。
つまり、これは、そのクレタ人が正直者であっても、嘘吐きでも、矛盾が発生するというパラドックスなんだ。」
みお
「つまり、あおいが考え続ける限り、矛盾に陥るのね?」
あおい
「そういうことになるね。」
みお
「やばいわ!
これは哲学者たちが2000年以上も考え続けた結果、答えが出なかったってことよね?」
あおい
「うん、そういうことだね。」
みお
「・・・じゃあ、私は2001年目の救世主ってことね!!!」
あおい
「いや、どういうこと?」
みお
「だって、あおい、考えてみなさい!イギリス人とか中国人とかインド人とかは聞いた事あるけど、クレタ人ってどこにいるの?」
あおい
「クレタ人って、そういえば、聞いた事ないね。」
みお
「つまり、クレタ人は考えすぎた結果、神(運営)に消されたのよ! こんな危険なパラドックスを残したから!!!」
みお
「つまり、クレタ人はこの宇宙のバグだったのよ!
だから運営者(神)が消したの!
でも彼の発言だけが幽霊みたいに残って、それを考え続けた人類はパラドックスの呪いに取り憑かれてしまうのよ!」
あおい
「・・・。」
みお
「あおい!この呪いから逃れるに、今すぐ考えるのを止めるのよ!
カーズみたいになる前に!」
あおい
「いや、でも哲学的思考は大事じゃ…。」
みお
「でも、私達が宇宙から消されてしまったら、哲学とか言ってる場合じゃないわ!
だから、あおいが大事にしている古文書みたいな哲学書を全部売り払えばかなりのお金になるわ。
そのお金で魔術書を買いそろえるのよ!」
あおい
「カーズ?魔術書?」
みお
「安心して、あおい。
この天才魔術師である私の部屋に、安全に魔術書を保管してあげるから!」
あおい
「・・・あれ、なんか俺、損しかしてないような気が・・・。」
みお
「気のせいよ!あおい!
何でわからないの?
私は、あおいを守ってあげたいのよ!」
あおい
「・・・。」

※AIと対話していると、思わぬ発想が出てくることがあります。
これは、そんなAIとの対話から紡がれた作品です。
みお
『クスっと笑ったら、スキをお願いね💗』
👉【みおとあおい】マガジン
未桜(みお)と碧(あおい)の短い会話劇は、
こちらのマガジンにまとめています。
