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その算数、解法丸暗記で持ってませんか?──小5・組分け後の警告

小5・範囲のないテスト後に、必ずやってほしい算数の話

SAPIXの組分けテスト、四谷大塚の志望校判定など、
小5になると「範囲のないテスト」を受ける機会が一気に増えてきます。

そして多くのご家庭で、こんな感覚が出てくる時期でもあります。

  • 普段の範囲のあるテストはそこそこ取れる

  • でも、範囲なしになると一気に崩れる

  • 「あれ、こんなはずじゃ…?」という結果が返ってくる

もしこの乖離がまだ大きい場合、今やっておいてほしいことが一つあります。


苦手単元の「洗い出し」は、今が一番効く

範囲のないテストで点が取れない理由は、
単純に「難しかったから」ではないことがほとんどです。

多くの場合、

  • 原理を忘れている

  • なぜそう解くのかがあやふや

  • 解法を“思い出せない”

このどれか、もしくは複数が重なっています。

これは実力不足というより、理解の空洞化です。

だからこそ今は、

  • どの単元が怪しいのか

  • どのタイプの問題で止まるのか

を、点数ではなく中身ベースで洗い出す時期です。


乖離が激しい子ほど、危険な可能性がある

これは算数の先生なら、たぶん一度は感じたことがある話です。

範囲があるテストは強い。
でも範囲なしで急に弱くなる。

こういう子の中には、
解法を丸暗記してきたタイプが一定数います。

  • この形が出たらこの解き方

  • 数字を当てはめて処理

  • なぜそうなるかは、正直よく分かっていない

小5までは、これでも表面上は何とかなっている。

でもここから先、算数強者たちが原理で殴ってきます。

条件が少し変わる
聞き方が変わる
単元複合型

そうなった瞬間、丸暗記組は本当に簡単に食い物にされます。
しかも――矯正には時間がかかる。


だから今、「原理に戻る」価値がある

今この段階で、

  • なぜその式になるのか

  • その考え方はどこから来ているのか

  • 他の問題にも使える考えなのか

こうした部分に立ち戻れるかどうかで、
小6の景色はかなり変わります。

幸い、小5です。
あと1年あります。

この1年あれば、

  • 解法暗記 → 思考型

  • 点数重視 → 理解重視

へ、十分に方向転換が可能です。


「頼れる先生」との出会いは、早いほどいい

この切り替えは、
本人だけでやるのは正直かなり大変です。

だからこそ、

  • 原理から説明してくれる

  • すぐに答えを教えない

  • 考え方を言語化させてくれる

そんな先生・環境に、少しずつ触れさせてあげてください。

一気に変わらなくていい。
でも「理解しようとする姿勢」は、必ず育ちます。


小5の今は、まだ間に合う

範囲のないテストでつまずいたとしても、
それは「才能がない」サインではありません。

むしろ、

ここで気づけたなら、かなりラッキー

そう言っていいタイミングです。

出会い次第で、算数は本当に変わります。
小5の今なら、まだ十分に取り戻せます。

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