『自分の身体ひとつで表現するんです』 受け継がれる想いとともに、下妻へ元気を届ける爲櫻應援團!
野球応援はもちろん、市内を応援し続ける下妻一高『爲櫻應援團(いおうおうえんだん)』
今回は第62代爲櫻應援團、リーダー部の山中さんとチアリーダー部の滝本さんに、応援団の魅力についてお聞きしました!
ー 「伝統も大事だけど…」止まらない進化
ー 山中さん、滝本さん、よろしくお願いします!
お二人:よろしくお願いします!
ー 先ほど『エール』を見せていただきましたが、すごい迫力でした…!『エール』はどのような応援団なのでしょうか?
山中さん:大会を控えた部活動を激励する応援で、先ほどのように校内で『エール』を披露しています。
ー あれだけの応援をしてもらえたら、大会も頑張れちゃいそうですね。
山中さん:伝統ある野球応援と違って、エールは数年前に始めたばかりなんです。もっと良い応援が出来るようにメンバーで試行錯誤を繰り返しています。

ー 応援団の『応援』は、どのように形作っていくのでしょうか?
滝本さん:基本的には先輩たちが残して下さった応援を引き継いでいます。ただ、それだけではなく自分たちで新しいものを作ったりもしていますね。
ー 代々伝承されている応援と、新しい応援が融合しているんですね。
山中さん:伝統も大事なんですけど、変わっていくことも大事だと思っています。常にいいものができるようにみんなで意見を出し合って、『いいな』と思ったものは取り入れるようにしています!
ー 入学の決め手も応援団だった
ー 『新しいものも取り入れる』というのは、どこかの応援団を参考にしているのでしょうか?
山中さん:高校の応援団は母数が少ないので、六大学を参考にすることが多いです。
※六大学:東京六大学野球連盟に加盟所属する6校(早稲田大学・法政大学・明治大学・慶應義塾大学・立教大学・東京大学)のこと

ー 確かに、応援団ってどこの高校にも必ずあるってわけじゃないですよね。そんな数少ない応援団ですが、お二人はどうして入部しようと思ったのでしょうか?
山中さん:私は下妻で生まれ育って、元々野球をやっていたので下妻一高に応援団があることは知っていました。でも実際に新入生説明会で応援団の演舞を初めて見て…『かっこいい!』と思って入部を決めました!
ー 一目惚れだ!今までやっていた野球部ではなく応援団に決めるなんて、余程かっこよかったんだろうなあ…滝本さんはどうして応援団に入ろうと思ったんですか?
滝本さん:私も山中さんと同じように新入生説明会の時にチアリーダー部を見て、一高に決めました!
ー 自分の身体だけで表現する『応援』
ー ふたりとも新入生説明会がきっかけだったんですね!実際に入部してみてどうですか?
山中さん・滝本さん:楽しいです!(食い気味に!)

ー すごい!即答ですね!(笑)『応援』の魅力ってどんなところにあると思いますか?まずは山中さん、教えてください!
山中さん:応援って自分の体ひとつで表現するんです。だから練習した量に比例して上手くなっていくし、そこが応援の面白いところだと思います。できなかったことが上手くできるようになると嬉しいです!
ー 先ほどのエールも全身で応援の気持ちや想いを表現していて、皆さんからエネルギーが溢れ出ていました…!滝本さんはいかがですか?
滝本さん:チアリーダー部に入ってくる新入生は未経験者が多いのですが、一高にはチアの技術を教えて頂ける専門の先生がいないんです。
ー まさか、それも自分たちだけで…?
滝本さん:はい。先輩から教わったり、生徒同士で教えあったりしています。そうやって自分たちで考えて高めあっていくことができるのが、応援団やチアリーダー部のいいところだと思います。
ー 自分たちで考えて活動できているなんてすごい!(自分が高校生の頃ってこんなにしっかりしてなかったような…)
とはいえ、大変なこともあるんじゃないですか?
山中さん:そうですね。幹部として応援団の運営等もしなくてはならなかったり、楽ではないと思います(笑)でも達成感の方が強いので大変だと感じることはないです!

ー 一番は『ありがとう』の言葉
ー 大変なことも忘れさせてしまうほどの達成感があるんですね…!
どんな時に達成感を得られるんでしょうか?
山中さん:やっぱり一番は『ありがとう』って言ってもらえた時です。
滝本さん:私もやっぱり『ありがとう』と言ってもらえると嬉しいです。あとは応援していく中で、私たちが伝えたい応援の気持ちを相手が感じ取ってくれたりすると、やりがいを感じます。
ー あれだけの応援をされたら、『ありがとう』って言いたくなると思います!
山中さん:あとは毎年開催されている、水海道一高との定期戦で生徒たちの前に立って応援する時ですね。一高の生徒たちが一丸となって一緒に楽しんで応援できている姿を見ると、やりがいを感じます。
※定期戦:昭和22年から続く、下妻一高と水海道一高の運動部対抗試合
ー 応援団のことを話すお二人が生き生きとしていて、なんだか元気を貰いました(笑)
応援も、もっとたくさんの方に見てもらいたいです!
山中さん:今は外で披露する機会が少ないので、学校に根付いて生徒の中心になって…活気を生み出すような応援団になることを目標にしています。

ー 一高の元気の源は、応援団にあるのかもしれませんね!
皆さんのエネルギーで、ぜひ下妻も元気にしてください!
山中さん:そうですね!応援団は学校以外の場所をお借りしたり、地域の皆さんに応援してもらって成り立っているんです。お返しできるように、地元を応援したいなと思っています!
ー お披露目の機会には、元気を貰いに行きたいと思います!
山中さん、滝本さん。ありがとうございました!
取材執筆・編集・写真:宮澤
取材月:2021.12
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