低脂肪牛乳はなぜ安いか|学びを深める節約
節約生活が好きで、いつも「いかに安く手に入れるか」をできる限り考えて買い物をしている。
とはいえ、節約生活は過剰になってしまうと心が枯渇してしまうので、楽しみながら行う必要があると思う。何事もやり過ぎは禁物だ。
我慢ばかりの節約生活をこれからずっと続けていかなきゃいけないなんて、それじゃあ人生が楽しくなくなってしまう。だけどお金は使いたくない。そんな矛盾した気持ちを抱くこともあるだろう。
こういった気持ちは良く理解できるが、だからこそ僕はできる限り「学びになる節約」を心がけている。そして、これが結構楽しいのでここにおすすめしたい。楽しみながら節約ができるなんて、いいことずくめだと思っている。
なぜか安いものが店頭に並んでいた時「なぜ安いのか」を考え、時には調べてその理由を探していく。そうすると大概の場合、その商品が安い理由が見つかるのだ。そうすると「安かろう悪かろう」ではなくなり、納得のいく買い物ができるようになる。そのうえ知識まで手に入れることができるのだ。
例えば、スーパーで牛乳を買おうと思った時のことを思い出していただきたい。牛乳にも色々な種類があり、値段が高いものから安いものまで様々な商品が並んでいる。
ここで「低脂肪乳」が安いことに気づく人もいるはずだ。若干の値段の変動はあるだろうが、Amazonで調べてみても、やはり低脂肪乳の方が安いようだった。
しかし、なぜ安いかが理解できない状態だと購入するのにも躊躇してしまうだろう。手間とコストをかけて脂肪を取り除いて低脂肪にしているのに、なぜ低脂肪乳の方が安いのか疑問に思っても不思議ではない。
僕も昔はそうだったのだが、低脂肪牛乳の製造過程を調べてみたところ適切な理由があって安く売られていることがわかった。
低脂肪牛乳は、牛乳から脂肪分を遠心分離によって除去した後に製造される。取り除いた脂肪分をそのまま廃棄しているのであれば、かけた手間の分だけ価格が高くなるはずだが、実際には牛乳から除去した脂肪分をバターやチーズなどの製品の原料として活用していたのだ。
生産コストはかかるものの、低脂肪牛乳と、その製造過程で除去した脂肪分を利用したバターやチーズの両方を商品化することが可能になり、低脂肪牛乳の価格を抑えても生産者は十分な利益を確保できるようになる。この仕組みにより、低脂肪牛乳の価格は安くなっているのだった。
この理由を知れば、決して「安かろう悪かろう」ではないうえに、売り手にも消費者にも嬉しい理由であることがわかる。あとは低脂肪乳の味が好みであれば、これを選ばない理由はなくなるだろう。
この知識を得てからは、躊躇なく低脂肪乳を買うようになった。安い理由を知っていることで納得感も持てている。
このように僕はその他の買い物を、色々な飲み物食べ物からPCや洋服まで、できる限り安いものを理由も調べて手に入れるようにしている。学びも深まり懐にも余裕ができるので、日々の暮らしに楽しみが加わってくる。
インフレと物価高騰で家計が苦しく、節約生活にも限界がきてしまう人が今はたくさんいると思う。そういった人は、ぜひこの考え方を取り入れて楽しみながら実践してみてほしい。
