京都 祇園祭の愉しみ 粋な京都人の心
いつも読んでくださりありがとうございます。
京都で薬膳、九星気学、風水を通して
生き辛さや体調不良を抱えている方の
開運のサポートをさせていただいてます
新庄さおりです。
早くも猛暑が訪れていていますが、京都は暑くて、熱い祇園祭の一か月です。
今日は宵(よいやま)です✨
山鉾巡行が明日17日の金曜日にあります。
今日は、京都の夏を彩る祇園祭について、私の思い出も交えながら書かせていただきます。
同じ内容を先日Podcastでラジオでもお話しました。
よろしければお耳寄り下さいませ✨
昨日は宵い宵い祭りへ
昨日は宵宵山へ親戚にお誘いいただき行ってきました。
とても暑いのと、今年は後祭りに行こうと思っていましたがせっかくなので行ってきました。
月曜日も用事の帰りに行きましたが、宵々山では歩行者天国になり
露店も出るのでよりお祭り感があって楽しかったです。
昨日はいつも行っている大好きな菊水鉾や月鉾などへ

汗びっしょになりましたが、暑いそして熱いお祭りの熱気で
夏を迎えたような清々しい気持ちになりました。



祇園祭の思い出
私は結婚し、夫の住む地元京都へ来て最初に住んだのが、四条烏丸(しじょうからすま)のすぐ近くの商業地域でした。もう25年前にもなります。
夏になると夕方から聞こえてくる、
「コンチキチン、コンチキチン……」
祇園囃子(ぎおんばやし)の練習の音色を聞きながら過ごした3年間は、今でも私にとって大切な夏の思い出です。
今はその場所から少し北の住宅地へ引っ越ししたため、四条烏丸まで
行かないと聴けないのですが…
当時は当たり前のように聞いていましたが、今振り返ると、とても贅沢な時間だったなと感じます。
祇園祭が始まると、町全体がいつも以上の活気に包まれます。
全国、そして海外からもたくさんの方が訪れ、宵山の頃には多くの人で賑わいます。
京都の夏は蒸し暑さも厳しいので、初めて来られた方は皆さん驚かれます。私の両親も、一番最初に来た時あまりの暑さと人の多さにびっくりしていました。
神戸の友人は
「人生で、こんなにかき氷が食べたくなったことはない」「もう京都の夏は来ないよ!!」
と笑っていました。
祇園祭の始まり

祇園祭は、今から約1100年前、疫病が流行したときに、災厄が鎮まり、人々が無病息災で過ごせるよう祈ったことから始まったとされるお祭りです。
そのため、祇園祭は単なる華やかな夏祭りではなく、厄を祓い、無病息災を願う祈りのお祭りでもあります。
祇園祭には、「山(やま)」と「鉾(ほこ)」があり、合わせて「山鉾(やまほこ)」と呼ばれています。
全部で34基あり、前祭(さきまつり)と後祭(あとまつり)に分かれて巡行します。
鉾は、高さ20メートルを超えるものもある大きなもので、長い真木(しんぎ)が天へと伸び、とても迫力があります。
一方、山は鉾より少し小ぶりですが、それぞれに神話や歴史、昔話などを題材にした飾りがあり、一つひとつに異なる物語が込められています。
そして、祇園祭を華やかに彩る山鉾は、釘を一本も使わずに、木材を縄で固定しながら組み立てられます。
これは、縄絡み(なわがらみ)と呼ばれる、昔から受け継がれてきた伝統的な技法です。
大工方(だいくかた)と呼ばれる職人さんたちが…釘を使わず、縄だけで組み上げられた山鉾。
その姿を見るだけでも感動しますが、さらに驚くのは山鉾巡行(やまほこじゅんこう)です。
何トンもある山鉾を、エンジンなどは使わず、人の力だけで曳いていくんですね。
車輪の向きを変える時には、「辻回し(つじまわし)」と呼ばれる豪快な技が行われます。
竹を敷き、水をかけながら、何トンもある山鉾を少しずつ方向転換させる様子は、本当に迫力があります。
「エンヤラヤー」「エンヤラヤー」という掛け声とともに、何十人もの曳き手さんの皆さんの息がぴったり合った瞬間、巨大な山鉾がゆっくりと向きを変えていきます。
私は、その力強さと美しさを見るたびに、何百年もの間、この伝統を守り受け継いできた京都の人々の想いを感じ、胸が熱くなります。
男性たちの力、汗に感動です。
鉾のそれぞれの祈り
そして祇園祭の山鉾(やまほこ)には、それぞれに由来があり、さまざまな願いや祈りが込められています。
例えば、長刀鉾(なぎなたぼこ)は、疫病除けや厄除けの象徴。
・月鉾(つきほこ)は、月読尊(つくよみのみこと)をお祀りし、月や水徳にまつわる鉾です。
・菊水鉾(きくすいぼこ)は、菊の露を飲んで長寿を得たという故事にちなみ、不老長寿や健康を願う鉾として親しまれています。
また商売繁盛、繁栄もご利益としてあります。
・保昌山(ほうしょうやま)は、平井保昌(ひらいのやすまさ)と和泉式部(いずみしきぶ)の恋物語にちなみ、恋愛成就や良縁で知られています。
・岩戸山(いわとやま)は、天岩戸(あまのいわと)の神話を題材とし、閉ざされたところから再び光が差すような、希望を感じさせる山です。
・油天神山(あぶらてんじんやま)は、菅原道真公(すがわらのみちざねこう)をお祀りし、学業成就や知恵にご縁のある山です。
私はこの油天神山のすぐ近くのマンションに住んでいました。
一緒に自治会で楽しませていただいた経験は、ほんとにいい思い出です。
鉾の美しさ
それぞれの山鉾に込められた由来や願いを知ると、見え方も少し変わってきます。
今のご自身の願いや、心にそっと抱いている祈りに重なる山鉾を訪ねてみるのも、祇園祭ならではの楽しみ方ですね。
そして私は、山鉾を彩る美しい織物や、絨毯のようなタペストリーを見るのが大好きです。
祇園祭の山鉾は、「動く美術館」とも呼ばれています。
山鉾を飾る美しい布や織物は、まとめて懸装品(けそうひん)と呼ばれます。
山鉾の前側に掛けられているものは、前懸(まえかけ)。
左右を彩るものは、胴懸(どうかけ)。
そして、山鉾が通り過ぎたあと、後ろ側に見える大きな織物は、見送(みおくり)と呼ばれています。
前から見る華やかさはもちろんですが、横を通り過ぎるときの胴懸、そして最後に見える見送にも、それぞれ違った美しさがあります。
京都の織物だけではなく、中国やインド、ペルシャ、ヨーロッパなどから伝わった貴重な織物や染めも使われていて、世界の文化が京都で出会い、何百年もの間、大切に受け継がれてきました。
ほんと京都人は粋だなと思うところが そこであっさりとその海外のものも取りれているところが素敵だなと思ったり。
よそ者は入れないような風潮なのに、でもそんなこと全くいないんですよね。京都は。
伝統も大事だけど、よいものは意外とあさっり取り入れるしているところがあるなと住んでいると他も感じます。
途中何度か中断もありましたが
ずっと1100年も続いている事にもすごい事ですよね。

細やな刺繍や染物、美しい色合いを眺めていると、歴史の重みや、長い年月をかけて守り伝えてきた人々の想いを感じます。
祇園祭の熱気や賑わいの中にいながらも、美しい織物を眺めていると、そこだけ時間がゆっくりと流れているようで、私はとても優雅な気持ちになるんです。

山鉾をご覧になる方は、ぜひ正面だけではなく、横側や後ろ側にも回ってみてくださいね。
前懸、胴懸、見送と、それぞれの織物を見比べてみると、「動く美術館」と呼ばれる理由を、より深く感じられるかもしれません。
また鉾の上にも上がれ、拝観できます。
最近は人の多さで上がっていませんが、知人とのご縁から、何度か菊水鉾のお茶席に寄せていただいたことが何度かあります。
鉾の上でいただく和菓子とお抹茶は、いつものお茶席とはまた違う、とても特別な時間でした。
そのとき、和菓子がのせられていたお皿を、記念に持ち帰ることができるんですね。
私は今でも何枚か大切に持っています。
ブルーやグリーンを基調にした美しい色合いで、菊の花びらをかたどった、とても優雅なお皿です。
今も時々、お料理や季節の果物、お菓子を盛りつけるときに使っています。
今年、祇園祭へ行かれる方は、山鉾の華やかな姿だけではなく、そこに込められた祈りや由来、そして美しい織物や刺繍にも、ぜひ目を向けてみるのもいいですね。
ただ何よりお伝えしておきたいのが、京都の暑さです!!。
祇園祭の頃の京都は、本当に蒸し暑く、人の多さも重なりますので、少し覚悟が必要かもしれません(笑)
無理をして一度にたくさん回ろうとせず、こまめに休憩を取り、水分や塩分も補いながら、体に熱をため込まないようにしてくださいね。
涼しい場所にも入りながら、ご自身の体調を一番に、京都の夏を楽しんでいただけたらと思います。



今日も最後までお読みくださり
ありがとうございました。
芍薬
新庄さおり
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