脳の疲労を感じたので、マインドフルネス瞑想をしてみたら
こんにちは。このページを見つけていただき、ありがとうございます。
私は以前、あまりの忙しさに精神的に追い詰められ、頭の動きが鈍ってしまったことがありました。どうにかしなければと思いながら藁を掴む気持ちで始めたのが「マインドフルネス瞑想」でした。
マインドフルネス瞑想は、アップル、グーグル、フェイスブックなどの名だたる米国大企業でも研修に取り入れているといわれる瞑想法です。実践してみてどのような変化があったか紹介します。
なぜ、マインドフルネス瞑想をやってみようと思ったのか
普段の生活の中で心身が追い詰められていなければ、おそらく瞑想に興味を持たなかったと思うのです。しかし、慢性的な疲労感があり、特に脳の疲れを感じていたため、日常生活でも次のような症状が見られました。脳がちょっとバグっていたのだと思います。
・記憶が抜け落ちる
無意識にした行動の記憶がないことがありました。たとえば、考えごとをしながらお風呂に入ると、髪や身体を洗ったという記憶がまるっと抜けるのです。我に返ると「そういえば洗い終わった…はず?」という感覚。
他にも、ヤカンを火にかけ、沸騰するまでその場を離れると、ヤカンの存在を忘れたり。さすがにこれは命の危険を伴うヤバさです。
・脳が情報を処理できない
スマホやパソコンのおかげで、知りたい情報があればネットで検索したり、YOUTUBEで学んだり……と便利なことがある反面、情報過多によって、脳の情報処理が追い付いていない感じがしました。
スマホでいつまでもX(旧Twitter)の情報を眺め、ふと我に返ると、眺めていたはずのXの情報のうち、ほとんど何も覚えていないのです。
・集中力の欠如
本をしっかり集中して読むなど、何かに集中できる時間が短くなりました。本を読んでも、途中で別の何かが気になり始めてしまうと、そちらに気を取られ、結局本を読むのを中断し、別のことを始めたりするのです。
・考えがまとまらない
あらゆる情報に触れすぎているせいか、頭の中にストックされた情報が押し寄せてきて、「で、結局何がしたいの?」と自分の中で考えがまとまらないのです。優先順位がつけられないこともあります。
これらのことが頻繁に起こるようになったため、「これはマズい」と、図書館や書店で脳に関する本を探しました。
そして、ふと思い出したのです。そういえば、一時期「マインドフルネス」が流行したな~と。何年か前にどこかで、「マインドフルネスは“今ここ”に集中する瞑想法」だと見たことがありました。とにかく脳を元に戻したいという思いから、マインドフルネスを解説した書籍『最高の休息法』(久賀谷亮著/ダイヤモンド社)を手に取ったのでした。
マインドフルネスとは
『最高の休息法』によると、マインドフルネスは「瞑想などを通じた脳の休息法の総称」とあります。脳は何もしなくても疲れていくのだそうです。その原因は脳の「デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)」という働きによるもの。
DMNとは、~省略~ 脳が意識的な活動をしていないときに働くベースライン活動です。自動車のアイドリングをイメージしてもらうとわかりやすいでしょうか。
~省略~
つまり、DMNの活動を抑える脳構造をつくっていかないと、あなたに真の休息は訪れないというわけです。
人は無意識に何かを考えており、過去や未来など、今起こっていないことを考えとらわれてしまうもの。その考える動作によって脳は休みなく働き続け疲弊していくそうです。だからこそ、「今ここ」に意識を向け、考えることから離れる必要があるそう。
なお、マインドフルネスは、NHKでもちょいちょい取り上げられているようですね。
『あしたが変わるトリセツショー』
『あさイチ』
『あしたが変わるトリセツショー』で紹介された解説が「なるほど~」と思いました。瞑想というと、何も考えない「無」の状態になることだと思っていたのですが、考え(雑念)は湧いてくるのが普通なのだそうです。ただ、雑念が浮かんできたときに「雑念がある」と認識して、また呼吸に意識を向けることが大切なのだとか。
マインドフルネスの瞑想方法は、『最高の休息法』に何種類か載っているので、詳しくは書籍を見ていただければと思いますが、基本は、リラックスできる姿勢で座り、呼吸や身体の感覚に意識を向けるそうです。
私は、散歩をする時などには「歩行瞑想」も取り入れています。歩行瞑想とは、歩く時に左右の足を出すタイミングに合わせて「右、左」と意識しながら歩くことで、今、歩いていることに集中します。
瞑想によって、どのような変化があったのか?
マインドフルネス瞑想を始めて約1カ月。本当に、やって良かったと実感しています。具体的には次のような変化がありました。
・集中力が上がった
私は、午前と午後の仕事に向かう前の10分間を瞑想タイムにしました。瞑想後の仕事に対する集中力が上がったように感じます。集中力が欠けてきたなと思ったら、休憩時間に瞑想するようにしています。
・瞑想すると安心する
どんなに忙しくても、瞑想をしている時間だけは、仕事や将来の不安などに頭を悩ませなくても良いので、とても安心できる時間になりました。
・記憶の抜け落ちが少なくなった
『最高の休息法』によると、食事をする、歯を磨くなど、無意識で行っていることは、身体が「自動操縦状態」にあるそうです。「自動操縦モードに慣れた人間は、集中力、つまり注意を一箇所に固定しておく力が減っていく」と述べられています。
私の記憶の抜け落ちも、まさに身体が「自動操縦状態」にあって、意識が「今ここ」にいられなかったのです。病の原因が突き止められたような安堵感がありました。瞑想を習慣にしてから、記憶の抜け落ちが少なくなったと実感しています。
・雑念と向き合って気持ちを整理
瞑想中は、浮かんでくる雑念(悩み)を受け流して、呼吸に集中していきますが、どうしても受け流せない具体的な悩みがある場合は、瞑想しながら悩みにじっくり向き合ってみることも良いと思います。私は、受け流せなかった雑念と向き合うことで、気持ちの整理ができました。ただし書籍では「雑念と向き合う」とはないので、これは個人的な結果です。
効果の実感には個人差があると思いますが、私はマインドフルネス瞑想を継続中です。メンタルが崩れそうな時に、自分をフラットな状態に戻すことができるのではないかと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
