「レントゲンで異常なし」を信じるな!?腕と足のケガで治療が長引く理由と、正しい初期対応
「ただの湿布」で済ませていませんか?
そのまま放置すると「数か月分の治療費」と時間をドブに捨てることになります
まず、結論からお話しします。
「前腕(ぜんわん)」や「ふくらはぎあたり」を
強打したとき、または手をついた、着地にミスったなどで、
「たぶん打撲か捻挫だろう」と自己判断して放置するのは、
危険です。
なぜなら、この場所のケガは専門の医療機関でレントゲンを撮っても、
初期段階では「見落とされてしまう危険性」が非常にあるからです。
レントゲンというのは、そう見えるだけで、絶対ではないのです。
もしあなたやご家族、あるいはスポーツをしているお子さんが腕やスネをケガしていて、
「シップを貼っているのに1週間経っても痛みが引かない」という状態なら、まさに当事者です。
初期対応を間違えると、治るまでに数か月もかかり、
本来なら数千円で済んだはずの医療費が、
通院の長期化や追加の精密検査で「数万円〜10万円以上」も膨らんで大損することになります。
何せ痛いですし生活が大変です。
ですが、心配はいりません。
「ある1つのアプローチ」を手順通りに行うだけで、この見落としリスクを回避し、最速で正しい治療を受けることができます!
そもそもなぜ?前腕とスネの骨は「見落とされやすい」仕組み
「レントゲンに映りにくいって、どういうこと?」と不思議に思いますよね。
その理由をわかりやすく解説します。
私たちの体の中で、前腕と、ふくらはぎの骨(下腿)には、
「2本の骨が並んで入っている」という共通の構造があります。
太い骨と細い骨の2本がセットになって、
手首や足首をくるくる回す複雑な動きを支えているのです。
ここに大きな問題があります。
2本あるうちの1本に「うっすらヒビが入った程度」の場合、
もう1本の骨がしっかりと全体を支えてしまうため、骨がグラグラズレたりしないのです。
さらに角度によっては、レントゲンの影に隠れてヒビが映らないことがあります。
その結果、お医者さんでも初期の時点では
「骨には異常なし!ただの強い打撲(または捻挫)ですね」
と判断してしまいやすいのです。
【実体験】現場で見えてきた「痛みが引かない」患者さんの共通点
多くの患者さんと接していると、
「他院でレントゲンを撮って湿布をもらったけれど、2週間経っても激痛が続く」と来院される方が後を絶ちません。
以前、当院に来られた40代の男性患者さんの事例です。
サッカーでスネを強く蹴られ、病院で「骨に異常なし、ただの打撲」と言われて湿布を貼り続けていました。
当院で詳しく検査を行ったところ、2本ある骨の細い方にきれいにヒビが入っていたことが判明しました。
(骨のヒビというのは複合的に判断します。)
結局、固定と治療を開始するのが2週間以上遅れたことで、骨が完全にくっつくまでに通常より大幅に時間がかかりました。
初動の遅れは、回復を遅らせるだけでなく、
長引く通院費や交通費、働けない期間の損失など、お財布にも大打撃を与えてしまうのです。
もう損しない!見落としを防いで早期解決するためには
では、腕やスネをケガしてしまったとき、どう動けばいいのか?
ステップ1:痛い場所から遠いところを軽く叩いてみて痛みが強くなるか
傷口を直接叩くのではなく、少し離れた場所からコンコンと響かせたときに激痛が走る場合は、ヒビの強いサインです。
ステップ2:ケガから「1週間〜10日後」に再度検査を受ける
ここが一番のポイントです!
もし最初の診察で「打撲」と言われても、
1週間経って痛みがほとんど変わらない場合は、迷わずもう一度検査(または別の医療機関での受診)を受けてください。
実は、骨折やヒビの場所は、ケガをしてから1週間〜10日ほど経つと、骨を修復しようとする体の反応で「骨の表面が少し溶けて影がはっきり映るようになる(仮骨形成の準備)」という特徴があります。
時期をずらして再検査することで、最初は見えなかったヒビがくっきり映り、正しく診断してもらえるのです。
ステップ3:正しい固定を行い、ケアマネジメントを進める
正しい診断(ヒビや骨折)がついたら、
あとはその部位に合わせた適切な固定(ギプスや専用のシーネなど)をしてもらいます。
しっかり固定されれば痛みが劇的に和らぎ、骨が綺麗にくっつくまでの最短ルートを走ることができます。
「冷やす冷やさない」、「動かす動かさない」などの
ケアマネジメント(通院計画)をしっかり立ててもらいましょう。
これでムダな通院や余計な医療費の垂れ流しをピタッと止めることができます。
一番の予防策は「痛みの期間」で判断するルールを作ること
ケガをすること自体を100%防ぐのは難しいですが、
「医療費と時間の損」を最小限に抑える予防策は今すぐ作れます。
それは、家族の中で
「腕やスネのケガは、湿布を貼って3日経っても痛みが変わらなければ、別の病院や接骨院で再検査する」
というルールを決めておくことです。
「そのうち治るだろう」という思い込みこそが、
一番のコスト増につながります。
大切な体とお金をしっかり守るために、正しい知識を持って冷静に対応していきましょう!
聞くことは無料です!
病院の先生でもミスはします。
自分の身体は自分が一番知っています。
たくさん聴きまくった上で
最終判断はご自身の基準に従ってください。
