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小学生の娘が初めて入院した

8月の終わりに小2の娘が初めて入院した。
理由は嘔吐による脱水。2泊入院となった。

1.周期性嘔吐症

娘には周期性嘔吐症の傾向がある。

周期性嘔吐症の症状は、1ヶ月〜数ヶ月おきに、胃腸炎のような嘔吐が数日〜1週間程度続くといったものだ。以前この発作があってから約10ヶ月間、健康に過ごしていた。久々の嘔吐だった。

周期性嘔吐症の発作のきっかけは、疲れ、ストレス、乗り物酔いなど様々な原因があるらしい。

2.乗り物酔い

おそらく今回の原因は飛行機での乗り物酔い。夏休みの旅行の帰りの飛行機が結構揺れ、機内で戻してしまった。周りの方が優しくて本当にありがたかった。

ただの乗り物酔いだと思って空港で少し休んでいたが、一向に顔色が良くならない。16時頃羽田に着き1時間近くベンチに座っているがまだ気持ち悪そうだ。

そして、2回目の嘔吐。嫌な予感。
とにかく頑張って一旦帰ることに。

空港までは電車で来ていたため電車で帰るしかないのだが、車内で吐かないかヒヤヒヤした。電車では幸いウトウトしてくれたので吐かず、最寄り駅までなんとかたどり着いた。特急券を買って静かに快適に移動できて良かった。

ちなみに、嗜眠(しみん)というのも症状の一つらしい。娘も発作の前後や最中はウトウトしていることが多い。

駅に着いた途端、3回目の嘔吐。人気の無い駅構内の隅っこだったので、人の目を気にせずに済んでよかった。。

3.止まらない嘔吐

そこからは、以前の発作と全く同じ症状だった。20時頃家に着き、数回嘔吐。吐くものも無いので胃液を吐く。

幸い夜は疲れが勝ったのか夜通し寝てくれたが、翌朝スプーン1杯の経口補水液でも嘔吐。そこから5,6回続く。何も飲んでいなくてもやはり吐く。

ちなみに、吐き気止め坐薬なども使っているが全く効き目は無い。

これまでの経験から、丸2日は吐くだろうと思い、まだ序盤だが点滴を打ってくれる病院を探すことにした。
しかし運悪くこの日は日曜。
地域の休日診療にも電話をかけるが、点滴は打てないとの回答。点滴が打てなければ処方も何もないので苦労して受診するだけ無駄になる。

日曜に空いているクリニックに片っ端から電話をかけるが、「うちでは打てない」の回答ばかり。「大きい病院さんに当たってみてはどうか」と言われ調べるが、近隣の大きい病院は日曜休診。途方に暮れる。

たまたま、引っ越し前に息子を出産した病院が目につき、調べると休日診療をやっている様子。藁にもすがる思いで電話をかけ症状を伝えたところ、点滴できますとの回答をいただいた。神様に思えた。この時点で11時頃だったが、「入院になるかもしれないので準備をしてきてください」と言われた。

急いで車で向かう。娘は吐き続けているし、下の子はもちろん置いていけないので4人で向かう。こんな時祖父母が近かったらなと思う。

4.点滴、入院準備

診察してすぐに点滴を打ってもらった。でも打っている間も1時間おきくらいに嘔吐。その間に血液検査の結果が出て、
・ケトン体が結構出ていること
・1泊〜3泊入院になること
を告げられた。

夫に息子と一度帰ってもらい、足りなかったタオルやティッシュ、ゲームなどを持ってきてもらう。なんせ、旅行帰りなので下着の予備が少ない。慌てて出たので不足しているものもあった。

入院の際必要+持っていったもの
・下着2〜3セット
・パジャマ2〜3セット
・タオル、フェイスタオル数枚
・ティッシュ
・スリッパ
・シャンプー
・歯ブラシ、歯磨き粉
・Switch
・古スマホ
・充電器
・本、漫画、塗り絵など

前開きパジャマがあると良かった。

ありがたいことに個室で、部屋にはテレビもあった。面会時間の20時ギリギリまで付き添ったが、娘は点滴を打ちながらずっとぐったりしていて、嘔吐もまだ1時間おきに続いていた。よだれや胃液しか出ない。

点滴を打ったらすぐ良くなるだろうと思っていたのに、こんなに続くとは…。病院探しを諦めて家で診ていたらどうなっていただろう。

感染と騒音?対策のため、家族は1人ずつしか病室に入れなかった。ロビーで下の子を夫と交代で見つつ、娘に付き添った。
夕方、診察してくれた医師が来てくれたが、おそらく明日退院は難しいと伝えられる。


初めての入院。
日曜なので看護師さんも少ない。
隣の部屋からは赤ちゃんの泣き声がずっと聞こえていた。
小さい子も頑張っているんだなと、心がギュッとなる。

翌日の面会は15時以降。寂しくないか心配だった。
元気になったら遊べるように、Switchと古いスマホと漫画や本を置いていった。念のためダウンロードしたけれど、ありがたいことに入院病棟にはWi-Fiがあった。

吐きたい時はナースコール押してね、と念押ししたが伝わっているのかいないのか、虚ろな表情。後ろ髪を引かれる思いで病院を出る。

旅行疲れもある中、ノンストップで看病した我々夫婦の体力も限界に近付き、家族3人体を引きずりながら帰路についた。

5.入院2日目

翌日。
折り紙や塗り絵を持って15時ちょうどに面会。こういったシールブックは喜んでくれた。

すっかり顔色も良くなり、テレビを見ながら横になってくつろいでいてホッとする。まだ点滴は続いていた。

「夜、寂しくなかった?」と聞くと、
「寝る時ちょっと泣いちゃった」とのこと。よく頑張ったね。

看護師さんから、昨日面会終了後も1度嘔吐したが今日は吐いておらず、10時のおやつでゼリーを食べ、昼食も6割ほど食べられたと説明を受ける。
やはり家で診ていた時より回復は早いようだ。

元気になったのでシャワーも浴びられるとのこと。
2晩入れていないので、娘も喜ぶ。

「看護師の介助もできますが、お母様と入られますか?」と尋ねられる。
看護師さんも忙しそうなので、私が入りますと即答する。

シャワー室には介助者用の防水エプロンと長靴があり助かった。ボディソープは備え付けのものがあった。ドライヤーも貸してもらえた。

小2の娘の髪や体を洗ってあげるのはなんだか久しぶりで、子どもの成長は早いなあとしみじみ思う。

病室に戻り、折り紙をしたりテレビを見て過ごす。
売店で売っていたちいかわの折り紙も喜んでくれた。

夕方、「先生から明日退院の許可が出たので明日10時に来てください」と告げられる。

夕食は18時で、カレーだった。歯磨きをさせ、仕上げをして、YouTubeに夢中になったところで面会終了時間。「じゃあ、もうママ帰るよ」と言っても、YouTubeのショート動画に夢中になっていた娘は「あ、うん」だけ。親の心子知らず。まだまだスマホは与えられないなとひっそりと誓う。

この日は下の子は夫にお願いした。帰ると仕事終わりの夫が夕食もお風呂も済ませてくれていた。夫もお疲れ様。。

6.退院とかかった費用

翌日も仕事を休み、退院の手続きへ。ありがたいことに子どもの医療費は無料なので、支払ったのはほぼ食事代のみ、1500円ほどだった。真面目に税金を納めているので、こういう所に使われるならいいかと、ふと思う。

お世話になった医師には会えず、その日の担当看護師さんに娘とお礼を言い、タクシーで帰宅した。

娘に、「初めての入院、どうだった?」と聞くと、「結構自由だった」と。

え?嘘でしょ…?意外な回答。

どうやら普段時間制限をしているゲームやYouTubeを好きなだけ見られたのが良かったようだ。繊細だとばかり思っていたが、意外とたくましい一面を見た。いや、娘がインドア派だからそんなに苦じゃなかっただけか。

まあ、辛い思いをしてないなら良かった。
早く成長して発作が起きないようになることを願う。

今回の入院で、休日診療ができる病院を事前にリスト化しておくと安心だと感じた。
周期性嘔吐症は症状が落ち着いたと思ってもぶり返すこともある、と言われたので心配だったが、今のところ元気に過ごしている。

簡単にまとめただけの記事ですが、どこかの誰かのお役に立てば幸いです。

おわり

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