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萌芽する京都

初めての一人暮らしは、京都でした。

四条大宮にある小さなアパートの一室で1年ちょっと暮らした日々は、今も私の宝物。

当時は「建築積算士」という仕事をしていた私が、「ハンドメイド作家」になるきっかけが、京都にありました。

「路地裏三坪雑貨店」

私が宮城に住んでいた頃から憧れていたお店です。

タコ焼き屋さん横の横にぽっかり空いたビルの入り口から、狭い階段を上って2階へ。

白いドアを開けると、所狭しと並べられたハンドメイド作品たちが出迎えてくれます。

ピアスに、ネックレス、がま口のバッグや、ポーチ…。

とにかく何でもあって、あれもこれも欲しくって、行くたびについついコレクションを増やしてしまうような、そんなお店。

毎週のように通っていたら…

「私も、つくりたい」

いつの間にか、そんな気持ちが芽生えていました。

あの日が、あの日々があるから、私は今、ここに居ます。

「ハンドメイド作家sarari」として、今日も、ここに。

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