酒飲みの酒飲みによる酒飲みのためのモンブラン
モンブランのクリームを絞りたいだけ絞っていいと言われて、「いや、興味ないんで」と言える人がいたら、それはただ単にモンブラン好きじゃないだけだろう。大抵のモンブラン好きなら、「そんな夢のようなことが!!!」と感嘆符が一億個あっても足りないくらいに喜ぶのではなかろうか。ん? それはちょっと、大袈裟すぎるか。でも、感嘆符五個ぐらいは喜ぶと思う。ちなみに私は感嘆符45個分喜んだ。年齢の分ぐらい喜ぶのが礼儀のような気がして。

KALDIのモンブランホイップクリームが美味しいと聞きつけ、早速入手してきた。冷凍されているクリームは冷蔵で7〜8時間ほど解凍すると食べられるようになると言う。購入したのをそのまま冷蔵庫に入れて待つ。その間に、よからぬことを思いついてしまった。




これが、酒飲みの酒飲みによる
酒飲みのためのモンブラン。


モンブランホイップクリームの絞り口には小さい穴が四個ほど空いていて、私のような不器用を絵に描いた人間にも、簡単に細いモンブランが絞れてしまう。すごい。凄すぎるぞ、KALDI。しかも、結構絞ったのに、まだいっぱい残っていた。モンブランが何個作れるんだろうか。

刻んだブランデーマロンを中にも仕込み、上にもちょこんと乗せてみた。もうちょっと美しいビジュアルになる予定だったけど、初心者にはこれが限界だろう。誰がやってもこうなるはずだ。みんな、これ以上に綺麗なモンブランが出来ても、私には見せないでください。見なかったら、なかったのと一緒ですから。
モンブランをスポーンですくう。口に含むと、モンブランホイップクリームの軽い食感に、体がふわっと軽くなる。柔らかい甘さとなめらかな舌触り。解凍は冷蔵で!というのには、この舌触りが影響しているらしい。揉んだり、常温解凍すると口当たりが悪くなるということ。いやはや、めっちゃうますぎる。ブランデーマロンとウイスキーしみしみのカステラで、ほんわりと酔いが回りそうな感じがまた良い。自分で作るからこその、やりたい放題。最高だなあと舌鼓を打ち、冷蔵庫に残ったモンブランホイップクリームを一瞥する。冷蔵庫のライトを顔に浴び、ほくそ笑んだ。
緩やかに目を覚ました次の日の朝、私は再びモンブランのことを考えていた。昨日のモンブランは美味しかった。でも、もう少し食べやすい方法はないものか、と。冷蔵庫を開けた瞬間、私は思いついてしまった……。
パフェにすればいーやん!ヒャッホーい!
生クリームも買っちゃうぞい!


モンブランクリーム絞りたい放題。
サイッコー!
パフェはすごく食べやすかった。昨日のプリンも美味しかったけど、生クリームを真ん中に絞って、細かく刻んだブランデーマロンを散らしてみたら、マジのマジでモンブランすぎて、めちゃくちゃ美味い。これが家で食べられるなんて、感動ものです。
シュークリームとか、ホットケーキとか、何にかけても美味しいらしい。まだ冷蔵庫に残っているので、これをどうやって食べるかを考えるだけで楽しみだ。口にそのまま絞り出すなんてことは、多分しないと思うけど、スプーンに一口サイズのモンブランを作って、わんこモンブランをするぐらいなら、してみてもいいかもしれない。
おまけ

どら焼きにたっぷりクリーム挟んでみた。
激うま。
