推し活から学ぶ。誰のための「正義」なんだ?
誰のための正義なんだ?
K-pop復活ライブと「古参・にわか」の境界線
先日、妻があるK-popアイドルの復活ライブから帰ってきました。
そこには、グループを長く支え続けてきた「古参」の熱気と、近年のドラマや映画から流入した「新規」の輝きが混在していました。
しかし、終演後のSNSに溢れていたのは、感動の声だけではありません。
一部の古参ファンによる、新規ファンへの「作法」に対する苦言。それを見て萎縮する新しいファンたち。
私はこの光景を見て、ある問いが頭を離れなくなりました。
「その苦言(正義)は、一体誰のために振るわれているのか?」
この記事では、ファンコミュニティが陥る「閉鎖性」の罠と、私たちが愛するコンテンツを存続させるために必要な「視点」について掘り下げていきます。
1. サッカーのワールドカップと「にわかファン」の存在
全然話が変わりますが、私はサッカーが好きです。
遂にワールドカップの日本代表メンバー発表がありましたね。怪我をしてしまった選手がいたのはとてもショッキングでしたが、今の日本の層の厚さはものすごいと思うので、今までに見たことのない光景を見せてくれるのではないかと楽しみです。
ちょっとひねくれていますが、ワールドカップの時期になると、普段はJリーグの結果すら追わない人々が急激に増えます。
「あのパスは甘い」
「あいつは下手だ」
サッカーをよく見る人や経験者からすれば、的外れな批判に聞こえることもあるでしょう。
しかし、そこで古参が「ルールも知らない奴は語るな」と門を閉ざしてしまったらどうなるか。
サッカーという競技の熱狂は、4年に一度の「にわかファン」が落とす莫大な放映権料やグッズ収入、視聴率というインフラに支えられています。
新規を排除した瞬間、その競技は資金を失い、育成の火が消え、静かに衰退へと向かっていきます。
これはアイドル業界でも、全く同じことが言えます。
実は、コミュニティの閉鎖性が原因で滅んだ巨大帝国や幕府があります。その歴史的教訓を、現代のアイドルファンに当てはめると恐ろしい共通点が見えてきました……
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