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ライブ思考|関係性がパフォーマンスを決める



「嫌いな上司との距離が、自分のパフォーマンスを下げている」

「ここにいるあなたと音楽をやるんだよ」
「良い感じでした!次は今の2倍で来てください!」
SUPER BEAVERのボーカルの渋谷龍太さんがそう言った瞬間、会場の空気が変わる。観客のテンションが一気に爆上がりして、その熱がステージに返っていく。バンドがさらに乗る。観客がさらに応える。

その場にいた全員が、一つの生き物みたいになっていた。

ライブってこういうことなんだ、と思った。演奏を「聴きに行く」んじゃなくて、一緒に「つくりに行く」場所なんだって。


でも、これって職場でも起きている。

ただし、逆方向に。

嫌いな上司がいる。なんとなく距離を取る。メールの返信が少し遅くなる。報告が必要最低限になる。雑談をしなくなる。

その変化は、相手にも伝わる。

上司も距離を取り始める。情報が回ってこなくなる。仕事が頼みにくくなる。気づけば、同じ職場にいるのに、まるで別の世界にいるみたいになっていく。

そしてパフォーマンスは、静かに落ちていく。

これは、どちらにとっても良いことが何もない。
上司のパフォーマンスも落ちる。部下のパフォーマンスも落ちる。チーム全体の空気が重くなる。

それなのに、誰も「自分がループを作っている」とは思っていない。

「あの上司が悪い」「あの部下が使えない」
感情が先に立つと、構造が見えなくなる。

SUPER BEAVERのライブで感じたあの高揚感も、観客が心を閉じていたら生まれなかった。ボーカルがどれだけ熱くなろうとしても、返ってくるものがなければ、螺旋は上がらない。

職場も同じだ。
好き嫌いという感情に引っ張られて、自分でループを悪化させている。そのことに気づいている人は、意外と少ない。

じゃあどうすればいいのか。

ほとんどの人はここで間違った方向に進む

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