逮捕直後にやってはいけない5つ|トラブル回避の基本
先に確認しましたか?逮捕直後にやってはいけない行動
家族が突然逮捕されたとき、多くの人は動揺のあまり間違った行動を取ってしまいます。
警察に感情的に抗議する、SNSで情報を発信する、知人に軽率に話す・・・。
一度やってしまえば取り返しがつかず、本人や家族に不利になることも少なくありません。
逮捕直後の72時間は「最も重要な時間」と言われます。
ここでの行動が、その後の勾留や弁護士面談、さらには裁判の進行にまで影響します。
だからこそ、やってはいけない5つの行動を知り、回避することが最初の防御になります。
この記事では、家族が守るべき基本ルールを整理し、余計なトラブルを避けるための具体的な注意点を解説します。
🚫 絶対NG① 無許可で警察署や留置所に突撃
なぜこれが最悪なのか?
「今すぐ様子を確認したい!」
「とにかく会わせて!」
こんな思いで警察署に駆け込む人は本当に多い。
でも茨城県水戸市のAさん(仮名)は
この行動で大変な目に遭った。
夜中に夫が逮捕されたという連絡を受けたAさんは
すぐに警察署へ向かった。
しかし門前払いをされただけでなく
「ルールを守れない家族」として職員に記録され
その後の対応でも厳しい扱いを受けることになったんだ⚠️
警視庁のガイドラインによると
留置所での面会は
平日の午前9時から午後5時まで
(土日祝は原則なし)1回15分以内
接見禁止が命じられている場合は弁護士以外面会不可
突然の訪問は
✗ 門前払いになるだけ
✗ ルール違反と見なされる可能性
✗ 職員に迷惑をかけて印象を悪くする
✗ 本人にも迷惑をかける
正しい対処法 📞
①まず電話で確認
警察署に電話をかけて
面会が可能かどうか
接見禁止がかかっているか
面会の時間や持参物のルール
②弁護士に相談(最優先)
弁護士なら接見禁止中でも面会できる。
法テラスで弁護士を紹介してもらうことも可能だよ。
🚫 絶対NG② SNSでの感情的な投稿
炎上の恐怖
「○○は無実だ!」
「警察がひどい!」
「真実を知ってほしい!」
こんな投稿をしたくなる気持ち
本当によく分かる。
でも、これは絶対にやっちゃダメ⚠️
実際にあった恐ろしい事例
福岡県のBさん(仮名)は
夫の逮捕後にTwitterで無実を訴える投稿をした。
しかし投稿は瞬く間に拡散され
憶測と誹謗中傷が殺到。
個人情報まで特定され
子どもが学校でいじめにあう事態になった。
最高裁判所の見解では
SNSでの発信が
捜査や裁判に悪影響を与える可能性
証拠隠滅の疑いを持たれるリスク
世論による偏見を生むリスク
があるとされているんだ。
弁護士ドットコムでも
「SNS投稿後の炎上相談」が急増している現状がある。
SNS投稿の具体的リスク
🔥 炎上リスク
投稿が拡散されて収拾がつかなくなる
憶測による誹謗中傷の嵐
デマや間違った情報が広まる
🔍 個人情報特定リスク
アカウントから住所や勤務先が特定される
家族や子どもにまで被害が及ぶ
学校や職場に迷惑をかける
⚖️ 法的リスク
捜査に悪影響を与える可能性
証拠隠滅と疑われる危険性
公判に悪影響を与えるリスク
正しい対処法 🌙
感情があふれそうなときこそ
まず深呼吸。
①信頼できる人に相談
家族
親しい友人
弁護士など
限られた人にだけ相談しよう。
②専門家の指導を仰ぐ
弁護士や支援団体に適切な情報発信の方法を相談する。
③時間を置く
感情的になっているときの投稿は絶対に避けよう。
🚫 絶対NG③ 証拠隠滅につながる行為
善意が罪になる恐怖
「家の中を片付けておこう」
「大切な書類を安全な場所に・・・」
「スマホのデータを整理して・・・」
こんな「善意」の行動が
実は証拠隠滅罪という重大な犯罪になる可能性があるんだ💦
法務省の統計によると
家族による証拠隠滅事件は年々増加傾向にある。
意図していなくても
家族自身が罪に問われるケースが実際に発生している。
絶対に触ってはいけないもの
❌ デジタル機器
パソコン、スマートフォン、タブレット
USBメモリ、外付けハードディスク
デジタルカメラ、録音機器
❌ 書類関係
手紙、メモ、日記
契約書、領収書、帳簿
名刺、住所録、電話帳
❌ 物的証拠になりうるもの
衣類
(特に外出時に着ていたもの)靴、バッグ、アクセサリー
薬品、工具、その他関連品
実際の事例
大阪府のCさん(仮名)は
息子の逮捕後に
「部屋をきれいにしてあげよう」と思い
パソコンのデータを整理した。
しかし
これが証拠隠滅とみなされ
Cさん自身も書類送検される事態となった。
正しい対処法 📜
①現状維持が鉄則
何も触らず
何も移動させず
何も処分しない。
②不安なことは弁護士に相談
「これは大丈夫?」と思ったら
必ず専門家に確認してから行動する。
③家族みんなで共有
同居している家族全員に
「何も触らない」ことを徹底する。
🚫 絶対NG④ 子どもへの不適切な説明
子どもの心を傷つける間違った対応
逮捕の衝撃で
つい子どもに詳しく話してしまうことがある。
でも、年齢や理解度を考えずに話すと
取り返しのつかない問題を引き起こすこともあるんだ。
法テラスの相談事例では
子どもが学校で事件の詳細を話してしまい、いじめの原因になった
過度な情報でトラウマを抱え、不登校になった
友達の親から「付き合いを控えたい」と言われた
こんなケースが実際に報告されている😢
子どもへの影響
💔 精神的影響
強い不安や混乱を与える
睡眠障害や食欲不振
集中力の低下、学習意欲の減退
👥 社会的影響
学校でのいじめの原因
友人関係の悪化
進学や就職への影響
🗣️ 情報漏洩リスク
子どもが詳細を話してしまう
SNSに投稿される危険性
噂が広まる原因となる
年齢別の適切な説明方法
幼児(3〜6歳)
「パパは今、お仕事で忙しくて帰ってこれないの。でも大丈夫、ちゃんと戻ってくるからね」
小学生(7〜12歳)
「パパは今、大切な話し合いがあって、しばらく家に帰れないんだ。心配しなくても大丈夫だよ」
中学生以上(13歳〜)
年齢に応じて、もう少し詳しく。
ただし、憶測や感情的な内容は避ける。
正しい対処法
①年齢に合わせた説明
子どもの理解度に応じて
シンプルで安心感のある説明を心がける。
②学校への相談
担任の先生やスクールカウンセラーに状況を説明し
サポートを求める。
③専門機関の活用
児童相談所や家族支援センターに相談し
適切な対応方法を学ぶ。
🚫 絶対NG⑤ 職場や近所への不用意な報告
情報が一人歩きする恐怖
「正直に話した方がいい」
「隠していてもいずれバレる」
こんな思いで職場や近所に事情を話してしまう人がいる。
でも、これも大きなリスクを伴うんだ⚠️
起こりうる問題
🏢 職場での問題
降格や解雇の可能性
同僚からの偏見や差別
昇進への悪影響
🏘️ 地域での問題
近所からの好奇の目
子どもへの影響
引っ越しを余儀なくされるケース
正しい対処法
①必要最小限の人にのみ報告
本当に信頼できる
数名の人にだけ相談する。
②専門家に相談してから判断
弁護士や支援団体に相談し
適切な報告方法を決める。
③時期を見極める
急いで報告する必要がない場合は
状況が落ち着いてから判断する。
🐸 ささえるからのメッセージ
ここまで読んでくれて
本当にありがとう🐸
逮捕のニュースは
本当に心を大きく揺さぶるよね。
「何かしなきゃ」
「今すぐ助けなきゃ」という気持ちになるのは
愛している証拠。
でも、焦って行動する前に
まず一呼吸置くことが大切な人を守る第一歩なんだ。
間違えても大丈夫。
誰だって最初は分からないことばかり。
ささえるはいつでもあなたのそばにいるから
一緒に落ち着いて進んでいこうね🌱✨
📞 今すぐできる正しい初期対応チェックリスト
✅ 弁護士に連絡
(最優先事項)
✅ 面会ルールの確認
(施設に電話で問い合わせ)
✅ 信頼できる人に相談
(一人で抱え込まない)
✅ 現状維持
(家の中は何も触らない)
✅ 情報収集
(正確な情報源から学ぶ)
✅ 子どもへの適切な説明
(年齢に応じて)
✅ SNS投稿の自粛
(感情的にならない)
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🧭 よくある質問コーナー
Q. 警察に直接連絡していいの?
A. 面会の確認程度なら大丈夫。
ただし、事件の詳細を聞いたり、抗議したりするのはNG。
Q. 会社には何て説明すればいい?
A. 「家庭の事情で休暇をいただきたい」程度にとどめ、詳細は弁護士に相談してから判断しよう。
Q. お金の工面はどうすればいい?
A. 弁護士費用や保釈金など、まとまったお金が必要になることがある。
法テラスの利用も検討しよう。
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用語解説
接見禁止
裁判官の決定により、弁護士以外との面会が禁止される制度。
証拠隠滅や逃亡を防ぐために設けられている。
証拠隠滅
事件に関する証拠を故意に隠したり破棄したりする行為。
家族でも罪に問われる可能性がある。
留置所
警察署内にある施設で、逮捕された人が最初に入る場所。
最大23日間収容される。
拘置所
起訴された人や判決前の人が入る法務省管轄の施設。
留置所より設備が整っている。
弁護士接見
弁護士が被疑者・被告人と面会すること。
接見禁止中でも制限なく行える。
保釈
起訴後、一定の保証金を納めることで身柄の拘束を解く制度。
免責事項
この記事は、困難な状況にある方への支援情報として作成しています。
刑事事件には被害者の方がいらっしゃることを深く認識し、被害者の方々の心情に配慮いたします。
また、法的な助言を目的とするものではありません。
具体的な手続きについては、必ず関係機関や専門家にご相談ください。
