知の優越性ゆえに、僕らは地面を離れて無知になる。眼に見えない知の形は無知の実体。
少しでも現実と符合するものがあれば、無知の実体は途端に有知になって、飛び立つことができなくなる。
無知とは知性の姿。僕らは知性を失うときに、知性とその実体を同時に得る。
まったく現実と符合しないこと。これ以外はすべて表現に値しない。
飛び立つために、もっと地面に近づいて、誰からもみられることのない土で満たされなくてはならない。 さて、この惨めなものに親切な人は誰か。
ただの肉塊と最初から何もやってなかった自分と、この二つだけが知性だ。
物質主義は物質以外を完全に排除して、絵は空っぽの墓。