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バースデイ・パーティ/天国の暴動 感想

バースデイ・パーティ/天国の暴動をシネマート新宿で観てきた。
Xなんかで各方面からの絶賛の声が上がっているが全くの同感。随所にアニメが挟まったりドキュメントというより映画として楽しめた。それどころかこのバンドに対する思い入れがただならなく深い自分にとっては、長い間持っていた疑問への答え合わせになり、感動もひとしお、生きてて良かったとさえ思えた。

東京に来てからTender Preyのツアーでニック・ケイヴのライブを初めて観た。幸運にもクワトロの一段高くなったテーブル席を抑えて、柱がちょっと邪魔だったけど、椅子に座ってその神々しささえ覚えるパフォーマンスに魅入った。椅子があって良かった。あまりに凄すぎて全身の力が抜けてきっと立っていられなかっただろうから。問答無用でいまだに生涯見た最高のライブだ。それ以来、新譜は必ず買ってはいたし、何度か日本に来ているものの観る機会はなかった。いや、むしろ意図的にいかなかったというのが正しくて、きっとTender Preyツアーの時の感動を超えることはないだろうからという思いからだった。ただ、今日の映画でバースデイ・パーティの全盛期から解散直前のライブ映像を観て、もしも当時のライブを観れてたらそのTender Preyツアーでさえ陳腐なものになったんじゃないかな?大音響で聴くローランド・ハワードのノイズギターとニックのシャウトの破壊力はとんでもないものだった。(加えるならシネマート新宿の大音響も最高だった)

映画の後半、解散が近づいたあたり、Deep in The Woodsのところで40年前僕にこのバンドの存在を教えてくれた若くして亡くなった友人が降りてきたみたい、ちょっとだけ一緒にいられたような気がして、お前が居なくなってからも僕はずっとバースデイパーティを聞き続けてるよ、と涙が止まらなくなった。きっとこの映画で泣いてるの僕だけだったろう(笑

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