Insight vol.1 〜ラグビーに学ぶ「勝利の要諦」〜 by workers code
「思考力」なき力は、本番では通用しない。ラグビーの激闘から学ぶ「勝ち続ける組織」の条件。
2025年度シーズンのラグビー大学選手権。
明治大学が7大会ぶり14度目の優勝を果たし、早稲田大学との激闘を制したその姿に、私はビジネスにも通ずる「勝利の要諦」を強く感じずにはいられませんでした。
一見、ラグビーは力勝負に見えますが、その実態は極めて高度な「思考力の格闘技」です。
パワーやスピードという個の力以上に、激しい混沌の中でグラウンドを俯瞰し、素早く判断して動く「OODA loop」の体現こそが、勝敗を分ける。それはまさに、私たちが日々向き合うビジネスの現場そのものです。
ルールを熟知し、「ラグビー偏差値」で勝つ
今回の明治大学、そして高校ラグビーで3連覇を成し遂げた桐蔭学園。彼らの強さを見ていると、私の母校であり、戦後唯一の4連覇を達成した啓光学園(現 常翔啓光学園)と同じものを感じました。
当時の母校は、単に「強い」だけではありませんでした。
とにかく「ラグビー偏差値」が圧倒的に高かったのです。
行動憲章の2項目目「ルールを理解する」にも通じますが、ルールを隅々まで熟知し、反則ギリギリのプレーを戦略的に使いこなす“うまさ”がありました。
ルールを「制限」ではなく、戦いを有利に進めるための「武器」として使い、相手の思考を上回る。そのクレバーさこそが、常勝集団の条件でした。
「日本一」の難しさを知る
実は、私自身の代は、全国大会(通称:花園)の決勝でロスタイムに失点し、わずか一点差で負けての準優勝でした。
「日本一になるチャンスなんて、人生でそうそうあるものじゃない」
そう教え込まれて挑んだ舞台でしたが、あと一歩が届かなかった。その時、頂点に立つことの本当の難しさを、身をもって痛感しました。
毎年戦力が入れ替わる学生スポーツにおいて、過去の踏襲だけで勝ち続けることは不可能です。伝統を重んじつつも、昨日の自分たちの成功体験を疑い、常に「思考をアップデート」し続けること。
歴史を塗り替えていく組織には、共通してこの「進化の姿勢」が存在します。
「練習でやったこと以外、本番ではできない」
これはスポーツもビジネスも同じです。
皆さんは今、現場にどのような「思考」を持ち込んでいますか?
私も自らの workers code を磨き続け、新しい歴史をつくる一人でありたいと思います。

【workers code:11の行動憲章】
* 相手ありきで考える
* ルールを理解する
* バイアスを取り除く
* 5Sを遂行する
* 5W2Hを用いる
* 緊急度と重要度を見極める
* PDCAサイクルを回す
* OODA loopを回す
* イマジネーションを発揮する
* 知識を習得する
* 準備を怠らない
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