夜、子どもの体調で迷ったら。看護師が伝えたい「#8000」という相談先
夜、子どもが急に体調を崩したとき、
「病院に行った方がいいの?」
「明日まで様子を見ても大丈夫?」
と迷うことはありませんか。
夕方や夜は、かかりつけのクリニックが閉まっていることも多く、相談できる場所がなくて不安になる保護者の方も多いと思います。
そんなときに思い出してほしいのが
「#8000(シャープはっせん)」です。
私はこれまで#8000の相談対応に関わる中で、多くの保護者の方の不安や迷いをうかがってきました。
その経験をもとに、#8000について分かりやすくお伝えしたいと思います。
#8000とは ?
#8000は、子どもの体調について相談できる電話窓口です。
電話をすると、看護師などの医療職が子どもの症状を聞き取り、どう対応したらよいかを一緒に考えます。
医師、看護師が対応に当たりますが、「診断」、「治療」はできません。
また、#8000は電話で得られる限られた情報に基づく助言であり、最終判断は相談者側で行う必要があります。
例えば、
・今すぐ受診した方がよいのか
・救急車を呼ぶ必要があるのか
・今夜は様子を見てもよいのか
・翌日に受診すればよいのか
といった目安について相談できます。
「こんなことを聞いてよいのかな」と思う内容でも、遠慮せず相談してください。
小さな子どもは症状が急に変わることもあり、保護者の「いつもと違う」という感覚はとても大切です。
電話ではどんなことを聞かれるの?
電話では主に次のようなことを確認します。
・子どもの年齢や性別(匿名で受付)
・どんな症状があるのか
・いつから症状が出ているのか
・元気や顔色の様子
・保護者が「いつもと違う」と感じたこと
こうした情報をもとに、受診の目安や家庭での過ごし方などをお伝えしています。
また、子どもの症状は短い時間でも変化することがあります。
電話でお伝えした内容と違う様子になったり、急に状態が変わった場合は、もう一度電話していただいて構いません。
#8000は匿名相談のため、原則相談履歴から検索できません。
また、電話に出る看護師も毎回同じとは限りません。
そのため再度相談いただく場合には、もう一度最初から状況をお聞きすることがあります。
少しお手間をおかけしますが、子どもの安全のため、改めて状況を確認しながら対応しています。
受付時間
多くの地域では
夕方18時または19時頃から翌朝8時または9時頃まで
相談を受け付けています。
24時間受付の都道府県もありますが少数です。
土日祝も対応していることが多いですが、受付時間は自治体によって異なります。
詳しくは、お住まいの自治体のホームページで確認してください。
電話がつながりにくい時間
夕方から夜にかけては相談が集中します。
特に 18時〜22時頃 は電話が混み合う時間帯です。
感染症が流行する時期や季節の変わり目には、さらに相談が増えることがあります。
電話がつながらない間、不安や焦りが強くなることもあると思います。
そんなときは、子どもの様子を整理してみてください。
・元気はあるか
・熱はどのくらいか
・顔色や様子はどうか
などを確認しておくと、
「もう少し様子を見てもよいかもしれない」
「やはり相談した方がよさそう」
と落ち着いて状況を考えやすくなります。
また、子どもの様子を整理しておくと、電話がつながったときに状況を伝えやすくなり、その後の受診の判断や予定も立てやすくなると思います。
このnoteで今後お伝えしたいこと
子どもの体調が悪くなったとき、保護者の方はとても不安になると思います。
このnoteでは今後、
・#8000の看護師が保護者の方によく確認するポイント
・家庭でできる子どものケア
・夜間に迷いやすい症状の見分け方
などについて、分かりやすくお伝えしていきたいと思います。
子どもの体調で迷ったとき、少しでも安心につながる情報を届けられたらうれしいです。
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