【保存版】高すぎる「共感力」には要注意
いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
今回は「共感力」について考えてみます。
人の気持ちが分かる理由
私たちは普段他人の気持ちを理解しながら生きています。
もちろん、すべての人の気持ちが分かるわけではありません。
しかし、他人と生活している人であればどんな人でも多かれ少なかれ、周囲の人の気持ちは理解しているはずです。
発達障害で人の気持ちを汲み取ることが苦手という人もいますが、それでも自分が好きな漫画の主人公の気持ちは理解できるので、全く理解できないというわけではありません。あくまで度合いの問題なのです。
では人が他人の気持ちを理解することができるのはなぜでしょうか?
それは私たちには「ミラーニューロン」と呼ばれる神経細胞があり、鏡を映したように相手の言動に「共感」することができる能力が備わっているからです。
これは人間が進化の過程で共同生活をするようになり備わってきたと言われています。しかしチンパンジーにもミラーニューロンがあると言われているので、集団生活をする動物には備わっていると考えられています。
つまり私たちは生まれながらに相手に共感する能力を持っているのです。
共感力が強すぎると苦しくなる
一般的に「共感力」は良い意味で使われることが多い言葉です。
・あの人の苦労してきたことが伝わってきた
・喜びが痛いほど伝わってくる
・相手の痛みがよく分かった
・ドラマの主人公に感情移入した
こういったことは全て「共感」する能力が影響しています。
ところがこの「共感力」も強すぎるとデメリットがあります。
例えばテレビで有名人が無くなると、後を追って死のうとする若者が増えると言われています。
これは「ウェルテル効果」と呼ばれ、最近では俳優の三浦春馬さんが無くなられたり、1998年にはロックバンド「X JAPAN」のギタリストだったhideが亡くなったときも後追い自殺をしたファンがいたことが問題となりました。
このように自分が好きだった人の苦しみや痛みに「共感」するあまり、自分まで命を絶ってしまうのです。
(もちろん喪失感もありますが、根本には相手への共感があります)
他にもテレビで事故や事件などで人が死んでしまうニュースを見て、心を痛めるというのもすべて「共感」する力が関係しているのです。
共感力を上手に使う
このように高すぎる「共感力」は自分の精神をマイナスの方向に引っ張る力もあるため注意が必要です。
しかし、「共感力」を良い方向で使うと様々なメリットがあります。
例えばコーチングが本質的に効果がある理由も「共感力」が影響しているからです。
例えばオリンピックなどで選手が苦労の末に金メダルを手にした姿を見て感動し「自分もいつか金メダルをとるぞ」と努力している若手選手や、お医者さんが人の命を助ける姿を見て「自分も将来医者になる」と決意し勉強している学生さんもたくさんいます。
このように人はプラスの方向にも「共感力」が働くため、周りに努力している人や、成功した人がいると、自分もそれが出来ると感じ、自分の行動を変えることができるのです。
実はコーチが行っていることも本質的にはクライアントの「共感力」を上手に使って、自らの行動や考え方をプラスの方向にもっていく作業なのです。
これは私たちが普段生活している中でも「共感力」を上手に使えば、自分をプラスの方向に変えることができることを意味しています。
この原理はぜひ覚えておいていただきたい内容です。
まとめ
このように「共感力」にはプラスの面とマイナスの面が存在しています。
どちらも強い「共感力」が働くことが影響しています。
この「共感力」を自分で上手にコントロールすることができると、様々なことを簡単に成し遂げることができるようになります。
そのため、皆さんの周りには出来るだけ自分にとってプラスに働くモノを置くというのは理にかなっています。
間違ってもマイナスなことを想像するモノは置かないようにしましょう。
常に自分がプラスの方向に向くような人やモノを置くことで、プラスの結果を得ることができるようになります。
皆さんもぜひ「共感力」を意識していただければと思います。
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