見出し画像

SNSに載せない旅が、いちばん贅沢だった

旅に出ると、つい足を止めたくなる景色があります。

観光名所のにぎやかさも楽しいけれど、私は名前も知られていない小さな道や、地図の端っこにひっそり載っている場所にも惹かれます。そういう「名も無いステキな場所」に出会うと、心の奥がふっと軽くなる気がするんですよね。

インバウンドとオーバーツーリズム

ここ数年、日本を訪れる海外の旅行者は本当に増えましたね。日本を好きになってくれて訪れるのは嬉しいことですし、観光で街が活気づくのも素敵なことだと思います。

でも同時に「オーバーツーリズム」という言葉をよく耳にするようになりました。混雑やマナーの問題で地元の方が困っていると知ると、観光客として心が痛みます。それ以来、出かけるときは「行く側」の楽しみだけでなく、「迎える側」の気持ちも考えるようになりました。

たとえばオーバーツーリズムの問題が深刻化している京都。京都自体は好きな場所なので、私は何度も足を運んでいます。最近では混雑を回避するだけでなく、1箇所に長時間留まらず短時間の滞在を心がけています。


旅のスタイルと心地よさ

私は昔から旅が大好きで、よく一人でふらっと出かけていました。気の向くままに歩いて、気になる風景を見つけたらすぐ立ち止まれるのは、一人旅のいいところです。

予定を決めすぎないからこそ、偶然の出会いや小さな発見を楽しめます。自分のペースで動ける自由さは、一人旅の醍醐味だと思っています。

でも、誰かと出かける旅もやっぱりいいものです。
同じ景色を見て「きれいだね」と言い合ったり、美味しいものを分け合ったり。そういう時間には、一人では味わえない温かさがあります。

一人でいる時の静けさも、誰かと過ごす賑やかさも、どちらも旅の大切な一部。どんな形であれ「心地よく過ごすこと」がいちばん大事だと思うようになりました。

地元の人に迷惑をかけないように気を配りながら、自分も同行者もリラックスできる時間をつくる。それが、今の私にとって理想の旅のスタイルです。


そして、名も無い場所を探し始める

そんなふうに旅との向き合い方を考えるうちに、いつの間にか有名な観光地よりも静かで落ち着いた場所を選ぶことが増えてきました。

人が少ない時間帯を狙って動いたり、SNSに出てこないような小さな神社や路地を歩いたり。そういう場所に身を置くと、不思議と呼吸が深くなって「来てよかったな」と思えるんです。

そうした時間を重ねるうちに、日常の景色にも小さな特別を感じるようになっていきました。
朝の光にきらめく川、夕暮れに染まる屋根、通勤途中に咲く花。どこにでもある景色なのに、見方を変えるだけで心が動くんですよね。

もしかすると、「名も無い場所を探す旅」は、遠くに出かけることだけを指すのではなくて、日常の中の「見逃していた心地よさ」を拾い直すことなのかもしれないと思うようになりました。

SNSに載せないという贅沢

以前は、旅先で撮った写真をSNSに当たり前のように投稿していました。

でも最近は、あえて投稿しないことも増えました。
特に静けさを感じる場所では、その空気をそのまま持ち帰りたい気分になるんですよね。広めるより、自分の心の中だけに残しておきたい気持ち。

あえて「SNSに載せない」ことで、オーバーツーリズム対策のほんの少しの助けになればという想いもあります。

SNSに載せて旅への共感を届ける時もあれば、あえて載せないことでその場所を静かに守りたい時もある。
私はそのふたつを分けて考えるようになりました。

何よりも、いちばんの旅の目的は、「旅先での経験」そのものなんですよね。

その場で感じた空気や音、出会った人のやさしさ、目の前の風景。そういう一つひとつを丁寧に受け取ることが、何よりの贅沢。

だからこそ、これからも「心地よさ」を大切に旅をしていきたいですね。


これからの旅に求めるもの

私はこれからも定期的に旅に出ると思います。

観光地に行く時もあれば、ひたすら名も無い場所を巡る「SNS的には映えない旅」をする時もあると思います。それは派手さや有名スポットとは少し違うかもしれない。

だけど、静かで素朴な時間の中に、心地よさが見出せたらいいと思っています。一人旅では自由を、誰かと一緒の旅ではぬくもりを大切にしながら、自分らしい旅を続けていきたいです。

今回の記事はここまで。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


【お知らせ】

◉SNSのフォローはこちらから。

X(Twitter)
Instagram (旅と暮らし)
Threads

40代女性会社員。旅と暮らしに関することを、ゆるりと発信しています。
趣味は写真と旅です。同じ趣味の方、フォロー大歓迎でございます。

◉Kindle出版
・勢い余って2024年に旅本を出版しています。
・Kindle Unlimited加入者は無料です。
・よかったら読んでいただけると嬉しいです。

※この記事はAmazonアフリエイトを使用しています

いいなと思ったら応援しよう!

sato|旅好き40代会社員の暮らし ありがとうございます!いただいたチップはクリエイターとしての活動費として大切に使わさせていただきます☺️