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タイヤキのパラドックス

まだこんなに暑いのに
9月になると急にコンビニにおでんが
並んだりしますよね。

まあそのうち「急に」冬が来ますからね。
心の準備は必要かもしれません。
秋ってほとんど存在してないから…

なんて考えてたら
たい焼きのこと思い出しました。
別にタイヤキは冬のものじゃないんだけど
なんか夏に食べちゃいけない気がするのは
なぜなんでしょう。

たい焼きの皮の存在意義

あそこのたい焼きはうまいんだよ、皮が薄くて。
って話をよく聞きますが、
なんで?って思うんですよね。

それはいわゆる
「具が多い」ってことなんだろうけど、
あんこが多ければいいんであれば、
あんこだけ喰ってればいいんではないかと…

不思議に誰も
「皮の厚みとあんこの量が絶妙で」
とは言わないんだよね。

ギョウザは中身と皮の
あのバランスがいいから
ああいう大きさなんだろうし、
ネタが大きすぎる寿司も
ちょっと方向が間違ってる気がする。
カレーだってごはんとのバランスが重要だし
ミートソースばっかりの
スパゲティもいただけない。

なのになんでたい焼きは
あんこがしっぽまで入ってることが
よいタイヤキの条件になるんでしょうね。

最上のたい焼きを目指して
あんこの量を極限まで増やしていく。
皮はついに0.02ミリを実現しました。
…なんてそれはすでにたい焼きではない。

最上を目指しすぎると最低になるという…

健康に配慮したタバコって

いきなり話変わりますが、
「添加物ゼロのタバコ」ってのがある。
え?…ということは
普通は添加物が入ってるわけ?って
逆に気づかせてしまうわけなんですけど…

そうなんですね。
これもなんだかパラドックスで、
もともと悪いものなのに、
オレはちょっといいやつだぜ。って言ってる。
それってつまり、あんまり悪くない…
ってことなんでしょうかね??

もうひとつ言えるのは
健康を考えて選んでいる「軽い」タバコが
味気なくならないように、
いろいろ加えて味を足している。ってことです。
「健康を考えて添加物が多いものを選んでいる」
なんていうバカな構造も生まれているわけです。

なんか刑務所の中で、どいつがいいやつで
どいつが悪いやつか決めているみたいですね。

どうやったって悪いものは悪いんだから
下手にちょっとだけよく見せようってのも
イサギ悪い感じがします。

とは言え、売る方の立場からすると、
買手に「言い訳を与えてあげると売れる」
というのがあるんですね。
悪いものだとは思ってるんだけど、
その中でもちょっといいのを選んでるもんね。
って思いたいので。

売る側は姑息だと思いますが、
買う方の悲しみは理解できてしまいます。
何も解決しないんですけどね。

次回の言葉は「見落とす」です。


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