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ごちそうの価値は進化する

令和世代にとって「ごちそう」って何?
ってテレビでインタビューしてた。

僕の世代だと子どものころは
「ステーキ!」「すき焼き!」
みたいな感じだったけど、
当然ながら今どきはぜんぜん違って、
そういうのはかなり少数意見だった。

ご馳走の定義

トップは「寿司」。これはわかります。

ごちそうって、普段食べられないもの、
ってことだと思うので、
やっぱり寿司って特別感あるよなと
思って見てたら、

言ってる寿司が回転寿司だったりして
ちょっとびっくりした。

ごちそうは「ご馳走」で字のとおり
走り回って苦労してもてなすもの。
気軽に食べられないのが前提だと思ってたので。

考えてみるとこれって比較の問題で、回転寿司を
家で食べるスーパーの寿司と比べてんのね。

確かに回転寿司のレベルもすごく上がって
メニューのバリエーションも多いから
家族のイベントとしての特別感があるのかも。

価値の感じ方にコスパ的なお得感も含まれる。
昭和世代からすると不思議な感じはする。

寿司庶民化の歴史

寿司はもともと特別なもので、
素人には決して作れない別格な地位にいた。
それをなんとか庶民にも、と思って
「手巻き寿司」ってのが現れた。

握れないけど巻けばいいじゃん。って
1980年代かな。「土曜日は手巻きの日」って
CMもすごくやってたね。

(懐かしい。今じゃオンエアできないなこれ)

うちでごちそう感を味わいたいって気持ち
よくわかる。
子供が小さいとき、うちでもよくやってたな。
プラレールの電車の上に皿くっつけて
回転寿司ごっこみたいなこともやってた。
(スピード速すぎて寿司が飛んだ)

そう考えると、うちで食べるごちそうの寿司と
うちでは食べられない回転寿司の差ってのが
ご馳走感に繋がってるのはよくわかる。

ホントはその上に回らないのがあるんだけどね。
この辺は最初から選択肢に入ってない。

ステーキがごちそうじゃなくなったのは、
肉料理そのものが当たり前になった、
ってのがあるんだろう。

ステーキの肉は硬いから焼肉がいい。
とか言ってる人もいて、
黒毛和牛の存在は知ってるんだけど、
ご馳走って何って聞かれたときに
そのゾーンは選択肢として出てこない。

ごちそうは家庭料理って言ってる人も結構いた。
微笑ましいと言えばそれまでなんだけど、
ご馳走の概念が変わったんだなと思いました。
確かに「駆け回って準備してくれた料理」が
ご馳走だとすれば、家で作ってくれたものこそ
ごちそうの正解なんだろうけど。

「ごちそうさま」ってその感謝の言葉だし。

なんかね。なんとなく、
ご馳走に夢を持つことを諦めた時代
なんて感じてしまう。
まあバブル世代の古い感覚なんだと思います。
時代に合わせて感覚も進化したってことかも。
成り上がるより上手に生きる。
が今の正解なんだな。

次回の言葉は「酒豪」です。


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