見出し画像

神経症圏(パニック障害・不安障害)でも障害年金を受給するのは可能か

障害年金に関わる話で良く聞くのは、パニック障害や不安障害などの、いわゆる神経症圏の病気でも障害年金を獲得できるのかどうかです。

これについての私の結論としては「獲得できる」です。その理由について今回は詳しく解説していきます。

不安障害とうつ病は見分けがつかない

そもそも、精神的な病気の診断というのはとても曖昧なものです。ある医者は不安障害といい、またある医者はうつ病という。

そのように同じ病気の同じ人を診ても、医者同士で診断が一致する可能性は低いと思います。

もちろん統合失調症や双極性障害1型などのかなり症状が激しい病気であれば、医者の間で病名が一致しますが、それ以外の普通のうつ病などであれば、神経症圏との判断などできるわけがないです。

なぜなら症状自体が軽く、それをうつ病と診断するか、不安障害と診断するかは医者のその時の気分次第みたいなものになるからです。

患者が本当のことを喋るとは限らない

さらに、診断名は基本的にICD10やDSM5といった診断基準によって行われると言われていますが、そもそもその患者が本当のことを言っている可能性はどれくらいあるのでしょうか。

もちろん嘘を言っている可能性だってあるはずです。だってその患者が考えていることを透視できる超能力者は精神科医の中には1人もいないでしょう。というか、自分の心の中をみれるのは自分だけです。

例えば「希死念慮がある」という訴えに対して、医者はそれが本当であるという仮定のもとに治療を進めます。

どんな医者も、その患者が嘘をついているという前提で診察を行っていないのです。

つまり医者は患者の嘘を見抜くことは不可能ですし、患者が本当のことを言っているという前提のもとに病気の治療を進めなければいけないのです。

自分の症状を大袈裟に言っても本当かどうか医者は判断できない

つまり、医者は患者が本当のことを言っていると信じなくてはいけないのです。

もし患者が嘘をついているとしても、見抜くことはそう簡単ではないし、もし見抜けたとしても、患者との信頼関係を崩さないように、その発言が本当であるかのように振る舞わなければいけないのです。

私が神経症圏の患者に言いたいのは、「自分の病気を盛って伝えよう」ということです。少しくらい症状を医者に盛って伝えてもバレる可能性は0に近いです。

神経症圏の病気は障害年金の対象にはならないですし、他の福祉制度も利用しづらくなります。

よってミクロ的な患者側の視点からいうと、最適解は「自分の病気を大袈裟に主張する」ということになるのです。

例えば希死念慮が実際には生じていなくても、医者との診察の際には「希死念慮が出ることがある」と試しに言ってみてください。

まずバレる可能性はないでしょう。むしろ医者は危機感を感じて入院を勧めてきたりして、対応が一気に丁寧に変わる可能性が高いです。

また、障害年金などの福祉制度を利用できる可能性もかなり高くなります。神経症圏だと医者に言われている場合は、とりあえず一旦症状を大袈裟に伝えてみましょう、

それでもダメなら医者を変えてみましょう。不安障害とうつ病の違いなんてほぼないに等しいですが、障害年金などの福祉の制度においては対象になるかどうかに大きな差があります。

罪悪感があるかもしれませんが、問題なのは精神医学の未熟さや診断基準などの仕組みの方です。あなたは悪くありません。

仕組みの中で生きているのが私たちである以上、その仕組みを最大限に利用してやりましょう。あなたは悪くありません。悪いのは仕組みです。

いいなと思ったら応援しよう!