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よそ者が言う『ちょうどいい里山』とは



よそ者の視点

うちの同僚に一人だけよそ者(愛知県刈谷市在住)がいる。
彼には6年前から外部スタッフとして業務を手伝ってもらっているが、その彼が言うのである。
「住むにはイイっすね、幸田町。里山があってちょうどいい」
「どこがいいのか」と聞くと
「だってまず景色がいいでしょう。緑に囲まれて目が覚めるのって羨ましい。透き通った空の青と山の緑の組み合わせ、大好きなんすよね。ちょっと自転車で足を伸ばせば、森に入れる。空気が美味しい。刈谷じゃ自転車で走ろうって気になるルートがないから手放しちゃった」
ふむふむ。


オシャレなカフェがない

「三河の会社はもちろんだけど、名古屋でも通えるのだから、わざわざ土地の高いところで狭い家に住む必要ないよね」
田舎だとバカにしてるのか?
「それに意外に、美味しいお店あるし。うどん、そば、ラーメン、パスタ・・・」
意外は余計だ。しかも麺ばっかじゃないか、隠れ家的和食店やビーガン、オシャレなスイーツ店だってあるぞ。
「残念なのは、ウチの娘たちが好きなオシャレなカフェがないことかな。岡崎とか名古屋行っちゃえばいいか」
誰か森の喫茶店とかやってくれないかなあ。


次に引っ越すとしたら

「次に引っ越すとしたら、家庭菜園で半自給自足できないかなと思ってるんですよ」
彼は経済学部出のくせに、専攻は農業経済学だったとかで、結構農業界隈にうるさい。
「だって知ってますか?日本の食料自給率はカロリーベースだと38パーセントしかないんですよ。愛知県はさらに低くてたったの12%。縁起でもないですけど、大規模災害とか食料輸入が途絶えるようなことが起きたら、ひとたまりもありません。ハイパーインフレになってお金が役に立たなくなるかもしれない」

とまあ、たまにもっともらしいことも言うが、『だったら早く引っ越して農業やれよ』と思う私であった。