見出し画像

干し柿が干せる場所に住みたかった──山の辺の道で暮らすという選択

山の辺の道で暮らす理由

「なぜ、縁もゆかりもない天理にきたのか?」と、よく聞かれます。

理由は、とても素朴です。

「干し柿ができる場所に住みたかったから。」

かつては、山深い限界集落に住んでいたこともありました。 自然は豊かでしたが、買い物は車で1時間。 湿気が強くて、押し入れや冷蔵庫の扉にまでカビが生えることも。

自然は豊かだけど、日常は思ったより過酷でした。

そんな経験から、「次に住むなら、干し柿が干せる場所にしよう」と決めていました。

干し柿が干せる家というのは、

風通しがよく、陽当たりがよく、湿気がこもらない。買い物もできて、日当たりのいい畑も広がるような、そんな“ちょうどいい里山”。

そうしてたどり着いたのが、奈良・山の辺の道

柿の生産地で、 秋になると、軒先に柿すだれが並ぶ町。
木々に囲まれた古道、鳥の声、庭には野草。
それでいて、駅も産直もコンビニも徒歩圏内。
ここなら、自然と社会、両方にちゃんとつながっていられる。

“田舎すぎない田舎”── それが、わたしの求めていた場所でした。

下記の収穫作業の合間にお茶
古代からつながる日本最古の古道を見渡す

今は築100年の古民家を、自分たちで直しながら住んでいます。

といっても、古民家=不便ではありません。

しっかり断熱材を入れて、冬の底冷えをやわらげ、快適なユニットバスも整えました。

古さと快適さのバランスをとりながら、丁寧に暮らしを編みなおす日々。

断熱材をしっかりいれた古民家の浴室と洗面所
近所の散歩道

里山は暮らしの実験室

ここでは、昔ながらの知恵と今の感覚をかけあわせながら、ここちよい暮らしのあり方を探る実験を続けています。

プランターで稲を育てたり、 庭の野草でお茶やチンキをつくったり。
火を囲んで誰かと食卓を囲んだり、 ときには一人の時間を味わったり。

便利なものも、自然の恵みも、どちらも否定はしない。

便利な道具にも頼りながら、「ちょうどいい暮らし方」を自分のペースで組み合わせていく。 そんな日々の試行錯誤を続けていければと思います。

里山に暮らしてみませんか?

いま、里山文庫ではルームメイトを募集中です。短期のお試し滞在からでもOK。

こんな人に、向いているかもしれません。

  1. 自然のそばで暮らしたいけれど、山奥すぎるのは不安な人

  2. 誰かと過ごす時間も、一人の時間も、どちらも大事にしたい人

  3. 暮らしを自分の手で組み立てていきたい人

  4. 手仕事や保存食、DIYに興味がある人


暮らしを育てる、という感覚に、何かぴんと来た方。
よかったらまずは、見にきてください。

プロジェクトの詳細はこちら。「いいね」ぼたんだけでも押していただけると活動報告が届きます。

https://for-good.net/project/1002271


いいなと思ったら応援しよう!

民族植物と食の実験室 | 里山文庫@奈良 よろしければサポートお願いします。いただいた費用は、出版準備費用として使わせていただきます。