老後が不安なので、株を始めました DAY103【IPOセカンダリー投資という選択肢】
―ハルと歩く、Age60の投資録 103日目―テンバガーは、宝くじじゃない

朝、今日は何の勉強をしようかなと講座を探した。
昨日まで7回シリーズをひとつ終えたばかりで、なんとなく「一区切りついた」という気持ちのままでいた。
でも今日、新しい講座に手をつけてみて、すぐに思い知った。
まだまだ知らないことだらけだ。
〈IPOセカンダリー投資という、聞き慣れない言葉〉
今回学んだのは、IPO(新規上場)した会社の株を、上場直後の値動きが落ち着いた頃合いに買う、という投資スタイルだった。
講師の方は、投資歴22年。
しかも最初の15年は、ずっと元本割れが続いていたという。
2019年にこの投資スタイルに出会ってから、成績が上向いたそうだ。
コロナショックのときは資産が一時100万円まで落ち込んだけれど、そこから回復し、今では元本700万円が約8億円になっているという。
しかも保有29銘柄のうち21銘柄がIPO関連だというから、驚いた。
🌸 私:「元本の700万円も、ずっと少しずつ積み上げてきたんだろうな……」
🌱「金額の大きさより、15年間負け続けても投資をやめなかったことの方が、私は気になります」―ハル
たしかに。私はまだ投資の勉強を始めて103日。
15年どころか、まだ3ヶ月ちょっとだ。
〈テンバガーを狙う、3つの条件〉
講義の中心は「テンバガー(10倍株)」の見つけ方だった。
日経新聞の統計データによれば、過去20年で日本株の約4銘柄に1銘柄がテンバガーを達成しているそうだ。
ただし、達成までにかかる平均期間は約8年。
時価総額100億円未満の小型株が中心だという。
条件は3つ。
①相場全体が底入れした段階で仕込む
②成長シナリオが崩れるまで持ち続ける
③伸びやすい業種を日頃からチェックしておく(テンバガー株の約4割は情報通信業・サービス業が占めるそうだ)

③を読んだとき、少し引っかかった。「業種を絞って買う」というのは、これまで大切にしてきた分散投資の考え方と矛盾するのでは、と。
🌸 私:「業種を絞るのって、リスクを集中させることにならない?」
🌱「絞って賭けるのではなく、伸びやすい業種を日頃からチェックしておく、というくらいの温度感だと思います。買う業種を限定する話ではありません」―ハル
言われてみれば、そのくらいの距離感で受け止めるのがちょうどいいのかもしれない。
〈自分の投資と、照らし合わせてみる〉
正直に言うと、今の保有銘柄(積水ハウス、三菱HCキャピタル、INPEXなど)は、どれもテンバガーを狙うタイプの銘柄ではない。
時価総額100億円未満の小型株でもないし、IPO関連でもない。
でも、講義を聞きながら思ったのは、「今の自分に合わない投資法を知ること」にも意味がある、ということだった。
すべての投資スタイルを実践する必要はない。
ただ、こういう世界があると知っているだけで、ニュースの見え方が変わる気がする。
💬 Satsukiの疑問とハルの回答

🌸 私:「テクニカル分析を使わない、という講師の方針も気になったんだけど、ハルさんはどう思う?」
🌱「使う・使わないより、その人が15年間の失敗から何を学んで今のスタイルにたどり着いたか、という過程の方が参考になると思います。方法だけを真似ても、同じ結果にはなりません」―ハル
〈今日、一番わかったこと〉
15年負け続けても投資をやめなかった人がいる。それだけで、今日の私には十分すぎる学びだった。
明日も続ける。
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