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老後が不安なので、株を始めました DAY77【高配当の落とし穴】

― ハルと歩く、Age60の投資録 77日目 ―
配当株なら、何でもいいわけではなかった。


昨日は、株の利益には二つあることを学んだ。

株価が上がったときに得られるキャピタルゲイン
そして、保有していることで受け取るインカムゲイン

利益には、こんな受け取り方もあるのだと知り、会社を見る角度が一つ増えた気がした。

今日は、その続きを学ぶ。

「配当利回りが高ければ、それでいい。」
正直、最初はそんなふうに思っていた。
でも学んでみると、その考えが変わった。

〈利回りの数字だけで判断しない〉

🌸 私:「配当利回りが高い株を選べば、それで安心なんじゃないの?」

🌱「そこが今日の注意点です。利回りは、あくまで『今』の数字。株価が下がっただけでも、利回りは見かけ上高くなります。」―ハル

〈業績とお金の流れを見る〉


まず見るべきは会社の土台だ。
利益は安定しているか。
営業キャッシュフローはプラスか。
配当性向(利益に対してどれだけ配当に回しているか)は、高すぎないか。
無理をして配当を出している会社は、業績が傾いた瞬間に、その配当を維持できなくなる。

〈増配の実績を見る〉

もう一つの視点は、増配の実績だ。
何年、増配を続けてきたか。
そして、その間に減配したことはないか。

🌸 私:「一度も配当を減らしたことがない、っていうのも大事なのね。」

🌱「はい。長く増配を続けている会社は、それだけ利益を安定して出し続けてきた証拠でもあります。」―ハル

〈配当の方針を見る〉

そして三つ目が、会社自身の配当に対する姿勢だ。
DOE(株主資本配当率)。
株主から預かった資本に対して、どれだけ還元するかを示す考え方だという。
利益が少ない年でも、できるだけ安定して配当を続けよう、という会社の意思表示でもある。
累進配当を採用しているかどうかも、同じ意味を持つ。
「配当を減らさない」という約束を、会社自身が掲げているということだから。


〈財務健全性と株主資本の積み上がり〉

業績、増配実績、配当方針。
この三つを見たうえで、最後にもう一段確認したいことがあった。

財務は健全か。
株主資本は、きちんと積み上がっているか。

🌸 私:「土台がしっかりしていないと、配当も長続きしないのね。」

🌱「その通りです。配当は、会社の利益から生まれます。だから、配当そのものより先に、その配当を生み出す原資が安定しているかを見る。これが、高配当株選びの一番の基本になります。」―ハル

💬 Satsukiの疑問とハルの回答


🌸 私:「じゃあ次は、この視点を使って、実際に銘柄を見てみたい。」

🌱「いいですね。次回は、このチェックポイントを一つずつ、実際に保有銘柄や候補銘柄に当てはめてみましょう。」―ハル

🌸 私:「積水ハウスも、この目で見直してみたいわ。」

🌱「それが、今日の学びを実践に変える一歩です。」―ハル

📝 今日の一言まとめ

・高配当は「今」の数字。大切なのは「これからも続くか」

・利益・キャッシュフロー・配当方針、この三つを合わせて見る

明日は、実際にこの視点で銘柄を見てみようと思う。

明日も続ける。

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