見出し画像

希望の場所

高校に居場所がなかった。同じクラスのいつも一緒にいる友達はすぐ不機嫌になる子で振り回されてばかりだし、部活のテニス部は高校から始めたから自分だけ下手くそで居心地悪かったし、他のクラスの子にはいじめられるし悪い噂を勝手につくってそれが広まって学年中から苦手意識を持たれるし、素行悪いから先生には嫌われるし、勉強はサボりまくって成績最悪だし、本当にいいことがなかった。高1の夏、はじめて死にたいと思った。今あの時に戻ったらきっと1日も耐えることができないと思う。どうやって毎日やり過ごしたのか覚えていない。高1の冬、学校を辞めようと思った。でも高2から生徒会長になることが決まったから辞められなくなった。
中学までは元々リーダーみたいなのやるタイプじゃなくて、むしろ人前で話そうとすると赤面しちゃうし、声が全然出せなかった。でもなんか色んなことが重なりまくって、なぜか会長になることになったのだ。
それが本当によかった。生徒会がなかったら絶対に学校を辞めていたと思う。メンバーがみんな優しかった。噂を信じて私を嫌う人はいなかったし、むしろ私に協力的だった。あの頃の私は今までの生徒会ができなかったことややらなかったことをやりたい!!って言い続けて、''新しい''を常に考えていた。今思うと周りが見えてないこともたくさんあるし、自己中だったな〜って、反省することばかり。でもみんなずっと付いてきてくれた。私を尊敬してくれた。居場所だった。生徒会室だけが、学校の唯一の居場所。あの部屋にいる時だけ息ができた。幸せだった。
最近よく夢に見る。会長をやっていた頃の夢。生徒会室にいる夢。私の原点はそこにある。あの経験がなかったら撮影会の代表は間違いなくやっていない。私のアイデンティティが形成された場所。
今私は同じような場所をつくりたくてずっと頑張ってる。お互い高め合えて、尊敬し合えて、協力して、楽しくて元気で、能動的で、仲良くて、刺激的で、居場所になる空間、メンバー。青春を生きる人にしかつくれないのかなあって弱気になる。今のところ、撮影会はそんな場所になりそうにない。それがどうしようもなく苦しい。もう高校生には戻れない。生徒会室には戻れない。新しい場所もつくれない。苦しい。苦しい。
私はずっと生徒会生徒会生徒会って忘れられずにいる。思い出を大切にすることはいいことだけど、自分はあそこからずっと動けていないのかもしれない。いい加減次のステップへ。新しい希望に出会いたい。本当に本当に16歳の私には希望だったんだよ。またああいう光に出会いたいな。どうしても。毎日毎日しにたいけど諦められないんだよ。それだけは。
いつかたどり着けるのかなあ。絶対つくる。希望の空間。私だけじゃなくて誰かの希望にも。それまでしねない。


写真は夏休みに学校祭の準備を進めてたある日にみんなで食べたアイス。おいしかったな。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集