月3000人の過剰死亡は少ないのか?/人口動態統計2026.5
2026年5月の人口動態統計(速報)が公開されました。
まず,厚労省が公開している図がFig.1です。

2011年からの月毎の死者数データとグラフはFig.2の通り。
5月は昨年比2,187人減で,1~5月の合計で昨年比56,528人減。

次に,従来同様に過去15年のデータと比較していきます。
5月の2011年からの推移をみるとFig.3のようになります。
破線は2011~2021年の近似直線を示しています。
(図の縦軸は1/1000で示しています)

昨年比2,187人減に対し,近似値比は3,028人増。
2011年1月からの近似直線との差(ばらつき)をまとめると,

近似直線との差をσ(標準偏差)で除したら,

2026年5月 1.06σ = 発生確率 0.289
過剰死亡者数3,028人,1.06σで,2カ月連続で2σを下回りました。
昨年の1~3月をピークに,過剰死亡者数は減少し始め,8月以降,2σを下回る月が増えてきて,先月よりは増加しているものの誤差の範囲のように見えます。
Table.1は,近似値との差ですので,季節や月による多少や年毎の純増(18,000人/年)の影響を排除した,純粋なばらつきを表していて,Table.1の2011年1月からのすべてのデータを並べるとFig.4のようになります。

Fig.4を年間で集計し,2011年からの推移を示したのがFig.5の青線です。
図中の黒線は,国立社会保障・人口問題研究所(NIPSSR)が複雑な統計計算で導き出した過剰死亡者数です。

先ほど,誤差の範囲に見えると書きましたが,2026年5月の過剰死亡者数の計算結果は3,028人は多いのか少ないのか?
誤差と呼んでよいのか?
2020年以前は毎年の平均死者増加率は18,000人/年で,5月の増加率は1,260人/月ですから,3028人は増加率の2.4倍です。
では,3000人を超える過剰死亡者数は過去にも頻繁に発生していたのか?
2011年以降の過剰死亡者数が3000人を超えている月を緑で着色したものがTable.3です。

一目瞭然ですね。
3000人を超える過剰死亡のが発生していたのは,東日本大震災の時と2018年の冬以外は,全て2021年4月以降です。
では,2021年4月に何があったのでしょう?
コロナ感染爆発?
なら,2021年当時の記憶を呼び覚ましてみましょう。
当時,「コロナ感染爆発でコロナ死者が激増」と厚労省もメディアも毎日のように恐怖を煽っていましたが,コロナ死者数と過剰死者数を並べてみると以下のようになります。

コロナ死の何倍もの過剰死亡が発生していたことを厚労省やメディアは取り上げていましたか?
ちなみに,
コロナ死≠コロナが原因で死亡
ではなく,
コロナ死=コロナ陽性で死亡
ですよね。
しかも,コロナ陽性は,コロナ以外でも反応するPCR検査と言う詐欺まがいの検査方法によるもので,実際のコロナ陽性者は3割にも満たないことが,その後の海外の研究で明らかになっています。
当時は,事故など他の原因で亡くなった方も死後に検査をして陽性反応が出たらコロナ死にカウントしていたのですから,検査漏れはほぼゼロでしょう。
これらのことから,実際のコロナ死はFig.6の1/3以下と推定されます。
さらに,当時は,人工呼吸器も使わず突然死するコロナ死が多数報告くされていましたが,コロナって突然死する病ですか?
それってコロナ陽性死であってコロナ死ではないですよね?
コロナが重症化し,エクモや人工呼吸器などで治療しても助からなかった方が実際にコロナが原因で亡くなった方とすれば,実際のコロナ死は年間2000人未満です。
過去に比較した結果では,厚労省の言うコロナ死亡者数はエクモ装着者数の15倍に達することがわかっています。
もっとも,多くの方がコロナワクチンによる感染疾患増強(ADE)を起こしていたとしたら,感染しても症状が現れずエクモなど必要とせずに突然死した可能性はありますが,このケースもコロナ死と呼ぶのですか?
ワクチン後遺症をコロナ後遺症と偽る医師の手口と同じです。
これはコロナが原因ではなくワクチンが原因で亡くなったのですよ。
ちなみに,「コミナティ筋注 特例承認報告書」には
7.R.3.6 現時点で本剤のヒトでの疾患増強リスクは不明であることから、製造販売後に引き続き情報収集する。
と明記されていることも言及しておきます。
コロナ全盛の頃でもコロナ死が2000人,2020年以前のインフルエンザ死が3000人だとしたら,ひと月で3000人の過剰死亡はやはり異常です。
厚労省が大量の過剰死亡が発生していることを認めながら原因究明せず,このまま無かったことにしようとしていますので,今後もこういったデータを積み上げて追い込んでいくことは誰かがやっていかなければなりませんね。
