きらりと光る
夏ですね。
今季はメタル系のアクセサリーが特に気になっています。
このところ、マンテルネックレスやブレスレットを使いこなしている方が多いように感じます。
チェーンの主張があるもの。
参考までに、こういったデザインのもの。
カジュアルにもラグジュアリーにも合わせられるので、一つあるとこれまでのファッションがより今っぽくアレンジできるかも。
わたしも最近、このタイプのアクセサリーを買い足しました。
試着して試着して試着して、あんた一体いつになったら買うの?夏に間に合わないんじゃない?と心配になるくらい考え抜きました。
というのも、ハードすぎるアクセサリーはあまり似合わないのです。
でも今季はどうしてもチェーンがしっかり目で、トグルタイプのネックレスが欲しい!
ということで、ほんっとうに探し回りました。
ファッションは、探し回るのが楽しいのです。
(ですよね!?)
ティファニーのハードウェアに憧れた時期もあるのですが、自分に合うのはスキンジュエリータイプなんだよなぁ。
もちろん、自分に似合わないものを似合わせるテクニックも存在します。
ですがコーディネートのしやすさや「こういう風にファッションを楽しみたい」という思いなどトータル的に考えると、「欲しいけれど、いらない」になるのです。
欲しいけど、いらない
欲しいけれど、いらない。
この感覚、分かってもらえるでしょうか…
一瞬、頭に血が上って「欲しい!」と思う。
けれどすぐに「でも、いらないなぁ」と冷静になるもの。
いらない、というと物に対して失礼な表現になってしまいますので言い換えますが、「自分には合わない」「わたしが持っていても使いこなせない」「だから、手に入れる必要はないもの」という感じ。
わたしは某キャラクターがとても好きで、お店に並んでいると必ずチェックするのですが、そのキャラクター商品自体はあまり所有していません。
所有するほど好きなわけではない、ということではない。
子供の頃からめちゃくちゃ好きなのです、本当に。
心の底から可愛いと思う。
でもその気持ちは「手元に置きたい」とは別なのです。
ファッションについても、似た感覚があります。
欲しいけれど、いらない。
可愛いと思うけれど、自分が持ちたいわけではない。
服をバカほど所有していた頃のわたしは、この「欲しいけれど、いらない」という感覚がものすごく鈍っていたような気がします。
ファッションは、トータルコーディネート。
「似合う」というある程度の客観性と、「好き」という自分の価値観=主観のバランスが大切。
「欲しいけど、いらない」は、トータルコーディネートのバランスを崩してしまう物なのかもしれません。
スペースもお金も時間も、着飾れる自分自身も、有限
いらないものを買う必要はないと思う。
スペースもお金も時間も、有限です。
そして、自分自身はこの世界にたった一人。
「欲しいけれど、いらない物」ではなく、「本当に心の底から欲しい物」に囲まれて、適量で快適に暮らしていきたい。
ファッションとは関係ないのですが、きらりと光る…で思い出した本があります。
川上弘美さんの「光ってみえるもの、あれは」。
夏になると読みたくなる本の1つ。
紹介文にも書かれている「生きることへの小さな違和感」を、16歳の少年の目を通して触れることができるのは、読書にしかない追体験だなぁと思う。
今シーズンは新しく買ったくせサリーをこれでもか!と身につけて、心を満たしながら過ごそうと思う。
ファッションについてのエッセイはこちら。
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