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目が悪くなくてもメガネをかけている理由

視力測定はいつもA。
常に裸眼、これまでカラーコンタクトも使ったことがない。
しかし人に会うときはメガネをかけていることが多い。

度の入っていないメガネを、これまでいくつ買ってきただろう。
PCメガネやサングラスまで入れると、結構な量になると思う。

いま現在は整理して、度なしのメガネとサングラスを1つずつしか持っていない。
最近可愛い形のメガネに出会ってしまい、買うか買わないか思案している最中である。


目は良いけれど、出かける時には必ずと言っていいほど度なしのメガネを必ずバッグに忍ばせている。

目が悪くなくても、日差しが強くなくても、PCを使わなくてもメガネを持ち歩くのには、理由がある。

一枚の壁

メガネをする理由。
それは、自分と外界の間に一枚壁を作るためである。

ストレスの原因となる刺激から自分を守るために、透明な壁を一枚挟んで世界と接する。
一枚壁があると思うだけで、気持ちが少し落ち着く。

プレゼン、商談など緊張しそうな場面や、「人から見られている」と意識せざるを得ない場面、発言したりしなければならない時に、必ずと言っていいほどメガネをしていた。

「私と人々の間には、一枚壁がある」
心強い味方がガードをしてくれている、と思うことで、緊張が少し和らぐ。

バリアである。

ストレスに、うまく対処する

人々からの視線、強い光やカラフルなもの、あまりにも多すぎる文字やデータ。
視覚的なストレスというのは色々なものがある。

外界からの刺激(ストレスの原因)に対して、物理的にガードしてくれるものがあると意識するだけで、少し心を落ち着かせることができる。

目に見えない人間関係も、時にはストレスになることがある。

自分をさらけ出さなければ本当の意味で仲間になれないとか、本心を出し切って仕事をしなければ信頼関係は築けないと思う人もいるだろう。

確かに、そういう気持ちが必要な職種も存在するだろうし、そういう働き方が向いている、そういう人付き合いが好きな人もいる。

けれど、どんな時でも絶対に自分をさらけ出さなくてはいけない、なんてルールは存在しない。
私にはそんな働き方はできないし、全ての人と剥き出しの心で付き合うことは難しい。

そうは言っても、働く上では苦手な人とやり取りをしなければならないこともあるし、親しい人とのやり取りでも長時間に及ぶと疲れてしまうことはある。

疲れてイライラ、不安を感じて落ち込む、そんな事態にならないように「一枚の壁」を上手に活用して自分のご機嫌を取る。

メガネは私にとって、ポータブルな「安全圏」なのだ。

他にも、こんな場面で

初めて行く場所、人の多い場所、普段とは違うことをする時など、視覚的なストレスがありそうな時にはメガネをして挑むようにしている。

疲れ切っている、ちょっと弱っているなと思ったら、仕事中にしているPCメガネをかけたまま電車に乗る。

夏は強い光がストレスなので、外出時は必ずと言っていいくらいサングラスをする。

久しぶりに友達に会う時も、ワクワクしすぎて興奮しすぎていたり、最初はちょっと緊張しそうだなと感じたらメガネをかけておく。
メガネの良いところは、コンタクトと違っていつでも外せるところにある。


とは言え、どんな時でも絶対に、必ずメガネをしているわけではない。
状況によっては視覚的ストレスが多い環境でも、メガネをせずに過ごすことも勿論ある。

そういう時でもバッグの中にメガネがあると思うだけで、「いつでも安全圏を作れる」と思える。

いつでも安全圏は作れる。自分を守ってくれるものが手元にある。
そう思うだけで、心穏やかに過ごせるのである。

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