今のままでいたいなら、変わらなければならない
今、日常をザワつかせていることの一つ、ジムのお家騒動w。
今までの先生を追って、新しいジムに移動するか、新しいレッスンに変えて、今のジムに残るか。
ま、そんなとっても大したことない問題でしたがw、2年以上続いた週2回の習慣を変えるのは、なかなか面倒くさいこと。。。
一応、徒歩20分の新しいジムに歩いて、マルチェロ先生の新レッスンを受けてみたりするなど、さまざまな検証をした結果!
居残ることに決定〜。
なんたって、ジムは近いことに勝るものなし!だし、そろそろ新しいことトレーニングにして、今までとは違う筋肉を鍛えてもいいかも。ってことで、今のジムのピラティスのクラス(ハードでなかなか良い)に新規参加することで、解決した次第です。
あースッキリした。首もくるくるー。
山猫の名台詞「今のままでいたいなら、変わらなければならない」
長くお世話になった(私をストレートネックから救ってくれた)マルチェロ先生とお別れするのは、勇気が要りましたけど…今ある暮らしのスタイルを変えたくないなら、変化を受け入れるしかないわけで。
そんなことを考えている間、ずーっと頭に浮かんでいたのが、タイトルのフレーズでした。
ご存知の方も多いと思いますが、かの有名なシチリアを舞台にしたジュゼッペ・ランペドゥーサの小説、「山猫」に出てくるセリフです。
革命か、崩壊を甘んじて受け入れるか
イタリア語は、«Se vogliamo che tutto rimanga com'è, bisogna che tutto cambi.»で、日本語版の小説では、「すべて現状のままであってほしいからこそ、すべてが変わる必要があるのです」と訳されたりしています@岩波文庫。
これは、1860年、イタリア統一を目指す革命派ガリバルディ将軍が、シチリアに上陸し、それまであったブルボン王朝の崩壊=貴族社会の滅亡が予感されるなか、貴族社会の終わりを嘆く主人公のサリーナ公爵に、貴族でありながら、革命軍に加わろうとするタンクレディ(甥)が放つ言葉です。
イタリア語には「山猫的な」「山猫主義」の単語がある
要するに、「革命に抵抗してみすみす滅びるより、変化を受け入れて、うまいこと貴族の地位や特権を温存しましょーよ(どうせ見掛け倒しの変革でしょうから)」という、徹底した自己保存のための変革受容で、イタリアでは、
「Gattopardesco(山猫的な)」とか「Gattopardismo(山猫主義)」
なんて言葉もあるんですよ。意味は、それぞれ「見かけの変化で、本質を温存する」とか、「表面的改革によって既得権益を守る思想や態度」を表すときに使ったりします。
脳内では、アラン・ドロンで再生される
ジムのお家騒動と、イタリア統一革命を一緒にするなーw!な感じもするけど、私の中では、ここ1ヶ月くらいアラン・ドロンが脳内でグルグルしてました。
ヴィスコンティの映画では、アラン・ドロンがタンクレディを演じてるんですよね。その、美しさたるや!
タンクレディ以外も、映画の配役は、これ以上ないってくらいの実写化に成功してるので、昨年から放映中のNetflix版がどうもピンとこず…(タンクレディのくせにぽっちゃりしてません?)。
まだ見てないんだけど、ジムのお家騒動を思い浮かべながら見てみようかな。と思っているところでございます(平和)。
ジムに限らず、最近、世界の変化が激しくて、、、変わってほしくないのになぁ。と思ったりすることも多く、そんな時にも、タンクレディのこの言葉が浮かんでくるんですよね。偉大な小説です。
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