高血圧は“減塩だけ”では治らない|管理栄養士が教える4つの食事改善の新常識【PDF付】
① 気づかぬうちに進む「沈黙の病」

血圧の数値、気になっていませんか?
健診で「少し高めですね」と言われても、
痛みも不調もないからつい放置してしまう——。
そんな方は少なくありません。
けれど、高血圧は“沈黙の病気”と呼ばれるほど、
自覚症状がないまま進行します。
その結果、脳梗塞・心筋梗塞・腎障害など、
ある日突然あなたの生活を一変させるリスクが
潜んでいます。
日本では成人の約3人に1人が高血圧に該当するといわれ、特に40代以降では生活習慣と深く関係しています。
「家族にも高血圧の人がいるけど、
自分はまだ大丈夫」
と思っている方ほど注意が必要です。
② 「気をつけてるつもり」が落とし穴

私も臨床現場で多くの患者さんと向き合う中で、
「食事に気をつけているつもりなんだけど…」
という声を何度も聞いてきました。
たとえば——
朝食は食パンとハム、昼はうどん、夜はお惣菜。
料理の味見をしているうちに塩を少し足す。
麺類のスープを「もったいない」と全部飲み干す。
どれも日常的で、特別
“悪い食生活”とは思いにくいですよね。
でも、
こうした積み重ねが知らず知らずのうちに、
1日の塩分量を10g以上にしてしまっている
こともあります。
「健康的なつもり」が高血圧を助長している。
そんな現実を知ることが、改善の第一歩です。
💬 ここまで読んで「なるほど」と思った方へ
実は、 “何を減らすか”より“何を増やすか”の方が、高血圧改善を長く続けるコツなんです。
この先では、
管理栄養士として現場で使っているPDF資料を交えて、「今日からできる減塩の具体策」を詳しくお伝えします。


高血圧の改善には、
「塩分を減らすこと」と同時に
“血圧を下げるミネラルを摂ること”が大切です。
以下の4つを意識してみましょう。
1️⃣ 塩分を6g未満に
汁物は1日1杯、スープは残す。
加工食品や漬物を減らす。
2️⃣ カリウムをしっかり摂る
野菜・果物・海藻・豆類を毎日。
カリウムはナトリウムを排出してくれます。
3️⃣ カルシウムとマグネシウムで血管を守る
乳製品や小魚、豆腐、ほうれん草などを上手に組み合わせて。
4️⃣ “かける”より“つける”
醤油やソースをかけず、小皿で“つける”だけで減塩がぐっと進みます。
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