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✅60代女性【死後も義母に嫌悪感】を選択理論でコーチング人生案内#55

「60代の女性。義母の仏壇がわが家にきました。」

 仏壇の遺影を見る度に、義母にどなられたことや嫌がらせされたことが思い出されます。何をしても理不尽にどなり、否定してくる義母に30年以上耐え続けてきました。心穏やかに手を合わせたいのですが、心が拒絶してしまいます。

 義母は感情が抑制できず、たえず親戚などの家にどなり込み、義父が謝ることの繰り返し。義父の他界後、義母は親戚一同から縁を切られ、葬儀に弔問客もありませんでした。主人も実母ながら嫌っており、仏壇には父親の好物だけを供えています。義母がかわいそうになり、一度だけ義母の好物を供えました。

 私は仕事をして仲間にも恵まれ、自分の家族や親戚、友人とも良好な関係です。だからこそ、このままではいけないと思います。私の実母は早くに亡くなり、義母と仲良くしたかったのが本心でした。この苦しい思いを書いて読んでもらえたと思ったら気持ちが軽くなったように感じます。ありがとうございました。(東京・Y子)

(2022年3月13日読売新聞朝刊)

次を参考に「相談者の答え」を引き出す質問を自由に考えてみてください。

【相談者の困りごと、願いごとを考えましょう】

相談者の「困りごと」

・理不尽で、自分を否定してばかりいた義母の遺影に、心穏やかに手を合わせたいが、心が拒絶してしまい、このままではいけないと思えて、困っている。

相談者の「願いごと」

・本当は仲良くしたかった義母の遺影に対して、心穏やかに手を合わせられるような自分になりたい。(推測)

・今の苦しい気持ちを、吐きだして、もっと気持ちを軽くしたい。(推測)

【ふだん使いがしやすいコーチングモデル】

①「自分の考え方や見方、行動は、自分が自由に選択
できるし、変えられる」と考えてみましょう。

②「自分には、自分が幸せになるために行動する責任
がある」と考えてみましょう。

【相談者の困りごとのパターン】を考えましょう

・「理不尽で、自分を否定してばかりいた義母の思い出(記憶)」に、自分が振り回されて、困っている。

 

以上を参考に、ここで、みなさんのコーチング質問を考えてみましょう。

 

【心に響く回答者(海原純子さん)の言葉】

 ご相談文の最後に「思いを書いて読んでもらえたと思ったら気持ちが軽くなった」とありました。あなたの心の中は、30年以上黙って我慢し、たまった感情がいっぱいになっているのではないでしょうか。

 一つ考えてみました。仏壇の前で、ひとりごとを言ってみてはどうでしょう。

 「あなたと仲良くしたかったんですよ。でもあなたはいつも私をどなり、否定し続けましたよね。感情が抑制できないあなたには皆が迷惑して、夫もあなたを大嫌いで、お父さんの好物だけお供えしていますよ」

 「ここに座るとあなたにされた仕打ちや嫌がらせが思い出されて、手を合わせるなんてできやしません。亡くなった後まで何という存在感。遺影を見るのも不快ですけど、私は仕事をして友人や家族や親戚ともいい関係でとっても幸せ。あなたの悪行を見ていて、こうなってはいけないと思ってきたからですね」

 「なのでちょっとかわいそうになった時だけ、好物を供えることにします。でもあなたを許しているわけではないですからね」

(2022年3月13日読売新聞朝刊)

私は次のような質問を考えました(ご参考まで)

・「理不尽で、自分を否定してばかりいた義母の思い出(記憶)」から、卒業できたとしたら、どんな自分になれそうですか? 具体的に、今と違うどんな行動や、考え方、見方が出来ていそうですか?  

 そうなれたときのご自分は、「なくなった義母」との関係や距離感をどのようにすることが出来ているでしょうか?

・「なくなった義母」について、あなたが言いたいことを、遠慮なく、何でも言えるとしたら、どんなことが言いたいですか? もし、100%言いたいことが言えたとしたら、今の状況と、何か変化がありそうですか?

・「なくなった義母」との関係で、あなたは、どれくらい努力をされていたのですか? おそらく、あなたとしては、そのときどきに、色々なことを考慮されて、100%に近い、精一杯の努力をされていたのではないでしょうか? 

 もし、今、友人に、そのような義母を持って、かつてのあなたと同じような状況にある人がいるとしたら、どのようなアドバイスをしてあげますか?

・もう一度、義母に会えたとして、あえて、「ありがとう」と言わなければならないとしたら、どういう意味で「ありがとう」と言えそうですか?



今回は以上です。上の質問は、自己対話で使うと、セルフコーチングができます。お役に立てればうれしいです。それでは、また次回。


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