✅70代女性【40年前の万引きを思い出しつらい】を選択理論でコーチング人生相談#15
70代前半の女性。苦しくてたまりません。
主人との間に娘が2人います。長女は家庭をもち、次女は独身で私たちと一緒に住んでいます。幸福に過ごしていましたが、なぜか最近になって、昔のことが思い出されるようになりました。自分がどうにかなりそうで苦しいです。
もう40年も前のことです。その頃、会社員だった主人は毎日毎日、帰宅は午前様。私一人で子育てをして、「何で私だけが」と思うこともありました。
ある日、買い物に出かけた私は、気がつけばお店の品物を盗んでいたのです。すぐに店員さんに見つかって一筆書かされ、それで家に帰ることができました。このことは誰にも話したことはありません。
それが今になって思い出され、毎日毎日一人で悩んでいます。私は一体どうしたらいいのでしょうか。教えてください。
主人は仕事をしていた頃はよく遊んでいましたが、定年後ものんきに過ごしています。(神奈川・I子)
【相談者の困りごと、願いごとを考えましょう】
相談者の「困りごと」
・40年前の万引きの記憶が、最近、毎日のように思い出されて、苦しくて困っている。
・「万引きしてしまった自分」のことが悔やまれて、苦しくて困っている。(推測)
相談者の「願いごと」
・万引きの記憶に振り回されないようになり、今の苦しさを乗越えたい。
・「万引きしてしまった自分」を許してあげて、心の平穏を取り戻したい。(推測)
【次のようなコーチングモデルで考えています】

と考えてみましょう
【相談者の困りごとのパターン】を見ましょう
・「40年前の万引きの記憶」に振り回されて困っている。
・「万引きしてしまった自分」のことが、自分で許せなくて困っている。(推測)
【心に響く回答者(久田恵さん)の言葉】
・人に言えない秘密を、誰でも一つや二つは抱えているものです。あなたは家族を支え、子どもを育て終えました。それでほっとしたとたんに、忘れていい古傷がうずき出しちゃったのですね。
・きっと真面目で潔癖症。そんなあなただからこそ、かつて過剰なストレスに追い詰められ、その苦痛から一瞬でも逃れるため無意識にやってしまったことなのでしょう。それは当時のあなたにとっては、自分が生き延びるためでもあったわけです。つらかったですね。
・つらい代償をあなたはもう払い終えているのです。(略)あなたも新しいステージに立ったつもりで、夫や娘に負けず、あなたらしく、過去にとらわれず日々を輝かせてください。それが昔の古傷を完治させる唯一の道かと思います。
【本人の答えを引き出す質問】を3つ考えました
・ご主人が仕事詰めで午前様、一人で育児を背負って、苦しみながらも、精一杯がんばっていたんでいた、当時のご自分を、今のご自分が、その頃に戻って、励まし、応援するとしたら、どういう言葉をかけてあげたいですか。それがあなたのお友達だとしたら、どんな言葉をかけてあげていたでしょうか?
・その当時、仕事詰めで、午前様だったご主人も、やはりそのような生活をせざるをえず、ご主人なりに精一杯がんばっていらっしゃった、ということはありませんか? もし、ご夫婦ともに、精一杯がんばっていらっしゃったのだったとしたら、その当時、お二人で、お互いにどのようなコミュニケーションを取りあっていたとしたら、状況は違っていたでしょうか?
・もし、過去の記憶を思い出さなくなれたとしたら、代わりに、苦しんで困っている時間を、別のどういうことに使いたいのですか。どなたと、どういうことがしたいのですか。どういうふうに、今より幸せな時間を過ごしたいのですか? そして、そのためには、今から、ご自身との自己対話や、相手の方との対話で、どんなコミュニケーションをとっていく必要があるでしょうか?
今回は以上です。お役に立てればうれしいです。それでは、また次回。
